竹原編集長の明るいコラム

介護施設のディズニーランドを目指す(Free)

2014年7月26日

◎ピカイチの施設

高齢化がどんどん進んでいるため、ボクの取材でもお年寄りを対象にしたビジネスが増えています。ただ、対象がお年寄りですから、あまりお金儲けを前面に出すと、ちょっとやらしい感じもします。
先日取材しましたデイサービス、グループホームなどを運営する介護施設は、これまで取材した施設の中でもピカイチ。お金儲けではなく、高齢者さんが楽しく生活できる工夫がいっぱいされていました。

◎オープン、出入り自由

まず、介護施設の入り口から違っていました。普通はお年寄りが勝手に外へ出ていかないように、門や塀がありますが、こちらは一切ありません。全くのオープンです。入り口付近には療術院やサロンもあり、一般の人も自由に出入り出来ます。
グループホームの各部屋には鍵もありません。それでも、「勝手に外へ出て行くことはありませんね。出たらダメと出さないようにするから出たくなるものです」と担当者はおっしゃいます。うーん。納得行きません。ちょっと突っ込みました。

◎ハレとケを理解

「ハレとケを理解してもらっています。自分の部屋の中では、どんな格好をしていても良いですが、部屋から外へ一歩出ると、ハレとなり、身づくろいオシャレにしてもらうようにしています」と。そうすることで、勝手な徘徊はなくなるそうです。
逆転の発想と言えます。施設には中庭があり、良い雰囲気です。介護施設独特の臭いも、全くしません。知的障がい者の人たちも、就労支援の一環として働いておられます。この施設をつくられた理事長にお会いしました。

◎理事長自ら米づくり

まだ50歳代の若い人でした。お聞きすると、以前はマンションメーカーに勤務、そこでシルバー事業を担当されておられました。その経験を活かして、実家の近くで理想的な介護施設に挑戦されておられました。
この理事長さんは、普段は農業をされており、忙しそうです。自分がつくった有機米のお米は、この施設の利用者さんに提供されます。スタッフの大半も、歩いて通える方です。車で通勤しないということで、エコ手当を提供されていました。

◎高級車でなく軽四

また、理事長さんは高級車には乗らず軽四に乗られます。そんな細かなコスト削減を徹底的に進めて、立派な運営をされていました。「介護施設のディズニーランドかホテルを目指しています」と、お年寄りへのおもてなしを徹底的に追求されていました。


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