インデックスプロ社(TEL;0263・24・4345)は、エンジニア向けに世界中の部品を探せる検索サイトを展開。
月間26万人が利用し、広告収入で年率25%の売り上げアップを実現、部品のグーグルを目指す。
「勤務していた医療機器のメーカーでいろんな部品を扱っていたことがきっかけ。部品専門の検索サイトを思いつきました」と、千葉一幸社長。
1999年に長野県松本市で創業、世界中の部品を探せるデーターベース「indexPro」の運用をスタート。
4000社(うち海外20カ国)の部品情報を約1000のカテゴリーに分けて提供するなど掲載情報を充実。家電、自動車など大手企業の開発担当者を中心に利用、ページビュー数は月300万ページに及び、日本一エンジニアが利用する人気のサイトに成長している。
サイトの閲覧は無料で、広告主を集めたスポンサー料で運営。
国内企業だけでなく世界のトップクラスのメーカーなど約210社の広告主を持つ。
スタッフは10人。
創業以来、増収を続け前期も年率25%増の年商1億5000万円を確保する。
千葉社長は、「ニッチな市場ながらグローバル展開で世界へ向けて情報発信したい」と、来春にも欧州版を開設する準備を進めている。
「将来は北米、アジアでも立ち上げ、世界の部品専用検索サイトを構築したい」と、大きな夢に向かって挑戦している。
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