ケー・エス・ディー(KSD、TEL;06・6251・1012)は、大学向けの新ソフト「サイクルウォッチャー」を開発した。通学自転車をIC タグで総合管理し、周辺での迷惑駐輪、放置自転車対策に対応、マナー向上にも役立てる。
奨学生情報管理など大学生を応援する各種ソフト「熱血シリーズ」を開発、全国の大学に導入実績を誇る。
「自転車通学する大学生が増え、迷惑駐輪で近所からクレーム、卒業生の放置自転車対策などで、大学事務局は頭を悩ませています。
これを一気に解決するソフトです」と小林達夫社長。
クラウド型で、自転車通学の駐輪ステッカーと一緒に、学生の情報を組み込んだIC タグを自転車に装着。
また、大学を卒業する際、自転車を社会貢献として寄付するかどうかを確認。
自転車保険の登録も出来る。
これにより、学生の自転車が放置されていても、スマートフォン(アンドロイド系)をIC タグにかざすことで、持ち主の学生を特定。
メールで瞬時にその学生に迷惑駐輪車の撤去を指導できる。
履歴も残り、問題学生の判断材料にもなるという。
10月22−23日大阪市内で開催される「大阪勧業展2014」で、ソフトを初公開。
とりあえず共同実験できる大学を募り、年内をメドに商品化したい考え。
このほか、大学生の教育実習先を公平、納得感のある割り当てを自動化するソフトも開発、展示する。
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