竹原編集長の明るいコラム

後継者育成は他山の石 (Free)

2014年12月 6日

◎よその会社で修業

後継社長は、学校を出てすぐに会社に入るのではなく、とりあえずよその会社に就職。そこで修業するケースが少なくありません。
そうすると、よその会社と自分のところの会社の違いが見えるようになります。お父さんの会社へ戻ってきたときに、いろいろと問題点が浮き彫りになるのです。

◎ファッションからモノづくり

ある社長さんは、ファッション業界で働いておられましたが、どうしても戻って欲しいと言われて、モノづくり企業へ帰ってこられました。そうしたら、ファッション業界とは違って、えらい地味な雰囲気にびっくりされたそうです。
「正直、えらい暗い会社やなと思いました。これでは、若い社員は元気でないなと感じました」と。そこで、会社を明るくする運動を始められました。職場のレイアウトを買え、デスクやイス、ソファなども派手なものに変えられました。

◎ファッションショーで明るい

一番おもしろかったのは、社員のファッションショーでした。年末の忘年会で、「一番おしゃれな服装で参加して下さい。一番おしゃれな服を着てきた人には賞金出すよ」と。
皆さん、着飾って忘年会に臨んだそうです。結構盛り上がった忘年会になり、それを機に職場のムードは明るくなったそうです。

◎仕事に対する姿勢が地味

先日、取材しました会社さんもモノづくり企業で、社長さんは商社に勤務されていました。自社に戻って感じられたのは、見た目の地味だけではなく、仕事に対する姿勢も地味ということでした。
「例えば、A社でうちの機械が採用されたらその同業者へ持って行くと、だいたい売れます。これを水平展開というのですが、うちの営業マンはそんな売り方をしたことがなかったようです」と、びっくりされています。

◎補助金や助成金を利用

また、開発でも、大手では補助金や助成金など積極的に利用しますが、「今までほとんど活用していませんでした」と。活用することで、資金面でも楽になりますが、「開発の目標期限が決まっていますので、それに向かって必死に開発するようになります」と、時間的なメリットも強調されます。
補助金、助成金を活用したことで、社内の経営改革が進んだと喜んでおられました。

◎よそを見るとうちが見える

社員さんは社内で同じ仕事をずっとしていると、ついついそれで良いと思ってしまいます。ところが、よそから戻ってくると、その問題点や課題が見えてくるのです。どうしてうちの会社は出来てないのか?そこで、経営改革に乗り出されます。
「他人の釜の飯を食わんとアカン」は、今も通用する言葉です。後継者は、一度は外へ出して、よその良いところ、悪いところをしっかりと学び、他山の石とすべきです。


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