竹原編集長の明るいコラム

金融機関にありがとう!   (Free)

2014年12月13日

◎「半沢直樹」の銀行イメージ

中小企業にとっては、金融機関の役割は絶大です。成長するのも、倒産するのも金融機関の影響が大です。倍返しが有名になったテレビドラマ「半沢直樹」でも、金融機関が中小企業に与える影響の大きさが良く分かりました。
中小企業の社長さんは、金融機関との関係を大切にしなければならないと思っています。が、その一方では、「銀行はこっちがお金に困っている時には貸してくれない。逆に経営が順調で借りる必要がないときに、借りてくれ、借りてくれと言いに来られる」と、身勝手な態度を批判されます。

◎コーディネーター務める

中小企業と金融機関は、一見仲良く見せていますが、本心ではどうも信頼関係が築けていないのではないか、と思っていました。しかし先日の近畿財務局と日本政策金融公庫主催のセミナーで、「信頼関係がしっかりある」ことを気づきました。
このセミナーは、3社の元気経営者とそれぞれの会社を支えた金融機関の担当者を招いた本音のパネルディスカッションでした。ボクがコーディネーター役をさせてもらいました。

◎感謝やお礼の言葉続出

そこで、出てきたのは、経営者さんからの当時の金融機関担当者への感謝やお礼の言葉でした。「あの時、貸していただいたお金で設備投資でき、今の会社があります」「主婦だったのに、30分のお話でお金を貸してもらい起業できました」と、おっしゃいます。
実は、たくさんの経営者さんは金融機関に対して、凄く感謝されているのです。ところが、借りられなかった経営者さん、逆に、「金融機関は頼りにならない」と声を張り上げられます。

◎担当者が親身に相談

まあ、そんなこともあって、半沢直樹のような銀行のイメージが出来ているのです。
社長さんは言われます。「お金も技術も販売力も何もありませんでした。でも、当時の担当者は親身になって相談に乗ってくれました」と。リスクのある会社にお金を貸すのは、担当者にとっても大きなリスクです。

◎審査部で逃げる

銀行には審査部があって、この会社にお金を貸してもホンマに大丈夫やろか?とチェックするのです。だから、大半の担当者は「イいやー、審査部がダメといっています」と、逃げてしまうのです。
でも、中には担当者が社長の気持ちを理解して、融資の道を一緒に探って審査部に持ち込みます。それには、「やはり、社長さんの熱い気持ち、情熱でしょう。ついつい応援したくなります」と金融機関の担当者はおっしゃいます。

◎最後は社長の熱い気持ち

最後は社長の熱い気持ちです。本気になり身体を張ってやる気の姿勢が見せれば、担当者は動いてくれます。
今では立派な会社に成長、一方担当者も金融機関で重要なポストについておられます。当時を振りかって「本当にありがとうございました」という社長の感謝の言葉。金融機関の本来の役割を伝えてくれる言葉でした。


▶▶▶▶▶▶【YouTube】4/10^UP


▶発刊!関西元気な経営者の
ぶっちゃけトーク3


A fresh 代表髙島 克子さん

応援・協力

明るい認証制度「AKS0041」

日本一明るい経済新聞は、明るいシステム倶楽部の協力を得て、職場を明るくする認証制度をスタートしました。

(続きを読む)...

本誌をバックアップ!! 財界アドバイザー

「日本一明るい経済新聞」は、各種財界人からのバックアップを受けております。

(続きを読む)...

KANSAI仕事づくりの会

KANSAI仕事づくりの会は、「αゲル」「曲面印刷」を開発した、アース研究会会長である中西幹育氏を囲み...

(続きを読む)...

twitter 日本一明るい経済新聞 編集長 竹原信夫

Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Notice [PHP]: Undefined index: cid in file kernel/block.php(136) : eval()'d code line 41
Warning [PHP]: opendir(/virtual/119.245.206.194/home/system/modules/blog/images/caticon): failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113