竹原編集長の明るいコラム

コンサルは学歴より現場歴だ!  (Free)

2014年12月20日

◎世の中、そう簡単では…

ビジネス界では、いろんなコンサルタントがおられます。優秀なコンサルタントもたくさんおられます。だからと言って、このコンサルタントの言いなりになって、全てがうまく行くかというと、そうでもありません。
「高いお金を支払った割に、成果が上がらず、えらい目にあいました」と嘆かれる経営者さんもたくさんおられます。理論や理屈で、こうあるべきと言われるのですが、世の中、そう簡単に理屈通りに行くものではありません。

◎説得力ある現場の話

だからこそ、現場で実体験された中から学ばれた話は、説得力があり、本当に役立つことになると思います。先日お会いしたコンサルタントは、まさに現場を長く経験され、そこで学んだことをもとに、アドバイスされておられました。
この方は、現場といっても町工場で働いておられました。町工場出身のたたきあげのコンサルタントです。「最初は派遣社員として町工場で働いていました。実際に工作機械を動かしていましたし、溶接もやっていました」と。

◎システム、人材養成も

先輩の仕事を見ながら、自らのスキルを磨いて行かれました。会社は熱心な仕事ぶりを評価、正社員にしてもらえたそうです。さらに班長にも抜擢、最後は工場長までされました。
3DCADシステムの導入、データベースのシステム化にも取り組まれました。さらに、人材養成にも力を入れられました。そのお陰で、若い社員がどんどん成長されたそうです。

◎会社を辞めて独立

ある時、気づいたそうです。「社員が力を付けたお陰で、ボクが居なくてもこの会社はやっていけることが分かったのです」と。会社内での存在意義が見つけられなくなり、会社を辞めて独立されたのです。
そして、町工場での経験を活かして、モノづくり企業の総合コンサルタントを始められました。町工場で20年以上も働いておられたので、社長や上司、仲間、部下がどんな思いで仕事をしているか、よくご存知です。

◎現場感覚のあるコンサル

これは強いです。工場の現場で実際に働いていたコンサルタントはそんなにいませんからね。プレスを動かしている工員さんの気持ちも、良くわかっておられます。
コンサルタントは、学歴はあまり関係ないと思います。それより、現場歴ではないでしょうか。工員、職人の経験者は、どんな経営学よりも強いと思います。現場感覚のあるコンサルタントが増えることを期待しています。


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