竹原編集長の明るいコラム

今年は大阪弁で元気を! (Free)

2015年1月10日

◎日本ちょっとヘン

2015年がスタート。今年はどんな年になるか、“羊年”だからどうのこうのと皆さん好き勝手に占っておられます。当たるも八卦、当たらぬも八卦ですからね。
ただ、正月休みでちょっと思ったのは、日本はヨソの国と比べて、どこかヘンということでした。時間厳守など神経質なほどきっちりこだわるところがある一方、ずいぶんいい加減なところもあるということです。

◎ホンネとタテマエ

インスタントラーメンのTVCMではありませんが、どうもタテマエとホンネがあり、言っていることとやっていることは違うように思えました。例えば、今問題になっている議員さんの政治資金、サラリーマンの出張旅費をチケットショップで安く購入する、飛行機のマイレージの個人流用、国では鯨の調査捕鯨問題でもホンネとタテマエが違うようです。

◎タテマエを許す雰囲気

タテマエより、「アカンもんはアカン」と、もっと割り切った方が良いと思います。ちょっとぐらい良いのではという、灰色の世界が日本では多すぎます。タテマエを許す雰囲気があり、マスコミを含めて誰も批判しません。
グローバル化が進む中、日本もタテマエとホンネの国から、“ホンネ”で世界とやりあっていくべきでしょう。その意味では、ホンネで生きる人が多い大阪人は、今年はいろんな分野で活躍してくれるのではないか、と密かに期待しています。

◎健康食品もほどほどに

大阪弁は、ビジネスの世界でも脚光を浴びそうです。ボクが好きな言葉は、「やってみなはれ」「よそとちゃうことせなアカン」「なんでやねん」「商いは牛のヨダレ」「店とデンボは大きなったらつぶれる」「商は笑なり」などです。これって、全てタテマエでなくホンネです。
サントリーで有名になった「やってみなはれ」は、大阪人の多くが持っている、新しいことに挑戦する、いちびり精神です。やってみなはれ、せやけどやりすぎたらアカン。健康食品もほどほどが良いと思います。

◎よそとちゃうこと、なんでやねん

今問題の価格競争は結局、よそとちゃうことせなアカンが出来てなかったということ。価格でしか、競争できない体質の弱さです。
なんでやねんは、いつも問題意識を持ち、その問題をどう解決するか、問題解決能力の大事さを重要視している証です。上方漫才のボケと突っ込みで「なんでやねん」。商売の基本が、こんなところにも散りばめられているのです。

◎持続性サステナビリティを重視

牛のヨダレ、デンボ(標準語ではオデキ)も同じ。ビジネスは一気に大きくするとだいたいダメになります。牛のヨダレのような粘っこさが必要なのです。大きくなるより、持続性サステナビリティを重視しています。今年は大阪弁で中小企業の活躍を祈りたいと思います。


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