⇒モノづくりで働いておられた?
「そうですよ。八尾市の従業員約150人の町工場にいました。最初は派遣社員、その後、正社員になり班長、工場長をやりました。プレス段取りや溶接から3DCADの導入、データベースの開発にもタッチしました」
⇒辞めてコンサルを。
「部下の人材教育にも力を入れました。若い社員がやる気を出して、ぐんぐん育ってくれました。気が付くと、私が居なくても大丈夫な工場になっていました(笑)。それなら、よその工場も元気にしたいと独立したのです」
⇒どのような指導?
「23年間のモノづくり現場、3年間の工場長経験をフルに活かし、人材育成から現場改善まで指導をしています。セールスエンジニアの研修や時には現場で溶接の仕方を教えることもありますよ」
⇒モノづくり現場では何が問題。
「年配の職人さんと若手社員のコミュニケーションでしょう。
40歳代以上の世代は“報連相”のタテコミュニケーションです。ところが、若い世代はLINEで直ぐに仲間に情報が広がるヨココミュニケーション」
⇒なるほど。
「この世代間ギャップをどう埋めるかです。5S活動のように、各世代が混在したプロジェクトを立ち上げることも大事です」
⇒関西の元気づくりは。
「若者がモノづくりの楽しさに気づき、好きになることです。関西人は優れたクリエイティブ力があります。持てる力を存分に発揮すれば関西のモノづくりは期待できます」
▽住所=大阪市北区梅田1-2 -2大阪駅前第2ビル12階1212号
▽電話=080・3037・2322
▽指導内容=現場リーダー研修、現場改善研修、部下の褒め方叱り方、5S研修など
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞