玉山工業(TEL;075・641・7592)は、京都で50年、モノづくりを続ける会社。再生医療、人材育成、有機農業など新規事業に挑戦。ハイテクや精神力など日本の良さを活かして元気な国づくりに貢献したい考え。
「モノづくりを地道に続けていますが、将来を考え新しいことに挑戦することが安定成長企業となります。世の中の役に立つことを事業として選んでいます」と、玉山久高社長。
モノづくりの技術を活かした最先端医療機器開発への取り組み。
京都府の、再生医療のものづくりプラットフォーム研究会にも参加、iPSなどにも使用される細胞培養のインキュベーターの研究開発に取り組んでいる。
また、人材育成の研修・教育事業では、ビジネスのスキル・知識の習得だけでなく、人間力・精神力を磨く教育・育成に力を入れていく考え(方向)。「日本人の優れた精神性を再認識する、その『きっかけ』や『気付き』になる事業となれば更に嬉しいです」と。
自身の考え・想いをまとめた自己啓蒙本を現在執筆中。
古事記や教育勅語などのエッセンスを通じ、心の教育を広めたいという想いと考えを綴る。
農業分野では、有機農法を実践するオーガニックnicoとコラボ、自然エネルギーのみで、夏は涼しく冬は暖かい超省エネ型の高断熱性のビニールハウスづくりを進めている。
亀岡工場の近くに用地を確保し、秋から野菜栽培も本格始動。
高機能ビニールハウスの製造だけでなく、将来は有機野菜事業も始め、広げていく計画。また土壌づくりにも取り組む。
日本の第1次産業、食糧自給率を憂いての活動でもある。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞