竹原編集長の明るいコラム

新入社員研修を見直そう!  (Free)

2015年3月21日

◎辞めてしまえ!が飛び交う

職場の人間関係、どんどんやりにくくなっています。本音でぶつかりにくくなっているのです。ボクがまだかけ出し記者の頃、デスクから「オマエ、そんな原稿書かれないなら、辞めてしまえ…」と平気で言われました。
ボクではありませんが、ある新人などは原稿がヘタと座っていた椅子を蹴られ、ひっくり返る光景を見たこともあります。当時の経済部長は、編集部の女性アルバイトのお尻をいつも触って「キャー」という悲鳴をあげさせていました。

◎慰安旅行ちゃうやん

年一回の編集局の一泊旅行。酒量が増えて来ると、最後は記事のことで、記者とデスクが殴り合いする場面もありました。新人のボクはびっくり。「慰安旅行ちゃうやん」と思っていました。でも、なんか温かいものが職場に感じられていました。
ところが最近、セクハラ、パワハラなる言葉が出始め、逆に職場環境がギクシャクしているように思えてなりません。スキンシップはダメ。パワハラもあって、本音でぶつかり合うことも難しくなっているのです。

◎リギリの言葉が飛び出す

大企業になればなるほどその傾向が強いようで、大企業の劣化の一つにこうしたセクハラ、パワハラがあげられるのではないでしょうか。先日おじゃました住宅会社では、怒鳴り声もあるし、「ちょっとあんた、化粧きついで」と、セクハラ、パワハラギリギリの言葉が平気で飛び出す会社でした。
でも、職場は明るく、業績もすこぶる好調でした。「好きなことがお互いに言えるのは、心がつながっているからです」と創業時のメンバーはおっしゃいます。この方は、今は役員でもありません。「うちは創業時のメンバーだからと言って役員になることはありません」と平気でおっしゃいます。

◎昭和の大家族

素晴らしい発想です。こちらの会社では年4回も宿泊社員旅行をされます。「うちは昭和の大家族のような会社です」と笑われます。秋には宿泊の運動会も開かれます。
その時は、新入社員の内定式を兼ねた運動会となります。一緒になって競技することで、新入社員の運動神経だけでなく人柄、性格なども分かると言います。

◎見えないものが見える

一方、先輩社員の真剣に運動会に取り組む姿勢を見て、何事にも一生懸命にしないといけないことを悟ります。もちろん、先輩社員の人柄も理解できます。職場だけでは見えないものが見えてくるのです。
外部の講師を招いたマナー研修など、新入社員の研修も大事ですが、内定式運動会は確かに学ぶこと多いと思います。世の中、どんどん変化しています。
毎年やっているから今年もと、同じような新入社員研修。一度見直しても良いのでは…。


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