竹原編集長の明るいコラム

切れ味バツグンの元気経営 (Free)

2015年5月17日

◎草刈機の新商品

新商品というと、一般消費者向け、あるいは工業製品というイメージがあります。が、先日取材したところでは、ちょっと変わった新商品を次々と開発。ヒットを飛ばしておられました。
その商品とは、農家などで使用される草刈機用のチップソー、カッターなどでした。事務所の玄関にも、新商品の草刈り機などが展示されていました。

◎毎年数種類を開発

畑や山間部で時々見かける棒の先にチップソー、カッターなどが付けられた草刈機です。もちろん、触ったこともありませんでした。
こんな商品は、だいたいずっと同じようなものをつくって提供されている。そう思っていましたが、実際はそうでもありませんでした。こちらの会社では、毎年数種類の新商品を開発されています。

◎切れ味バツグン

草は刈っても、大事な農作物には傷がつかないように、プラスチックでカバーするなどいろいろ工夫されています。「畑のシェーバー」という商品もありました。そう、人間のヒゲソリのように畑の草をすっきりと削り取って除草する画期的な商品です。
また、畑の草を低く短く刈る刈払機用のチップソーもありました。地面に着けて簡単に短く刈れるもので、商品名はレッドシャーク。このほか、切れ味バツグンのブラックシャーク、竹・笹刈りに最適なホワイトシャーク、耐久力バツグンのブルーシャーク、草が巻きつきにくいイエローシャークもあります。

◎水際の達人

商品名もどれもユニークです。「農家の方にとっては、難しい商品名では覚えにくいでしょう。だから、赤、青の刃など色で覚えてもらいやすいようにしています」と社長さん。
なかなか経営センスの良い人です。このほか、「水際の達人」という、ちょっとこじゃれた名前の商品もありました。水田の畝刈りに威力を発揮する人気商品です。

◎新しいことに挑戦

水草カッターは、水田の中をかき混ぜて雑草を浮かせて切って除草します。まあ、毎年これだけ新商品を開発し続けておられる努力。感激しました。さすが、日本の経営者さんです。絶えず新しいことに挑戦しようとされています。
「新商品のアイデアはどこから出てくるのですか」とお聞きしました。そうすると、「お客様の声ですわ」とおっしゃいました。実際に使用されているとお客様が、「こんなものができないか」と投げかけてくれるそうです。

◎日本のモノづくりは凄い

ユーザーのアイデアをもとに、新商品を開発されておられます。こうした新商品と一貫生産によるコストダウンで、売上げ規模を拡大されています。
日本のモノづくりはやっぱり凄い。円高、円安関係なく、中国製品にも負けない切れ味バツグンの元気な経営を進めておられました。


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