◎画期的なお米の新商品
取材を兼ねてセミナーに参加することあります。普段は経済や経営の話が多いのですが、先日はお米のセミナーでした。知り合いの経営者さんが売り出された新製品のお米の紹介を兼ねて開催されました。ということで、会場には、主婦がたくさん参加されていました。
胚芽米の栄養素を残しながら、白米のような炊き上がりで、美味しいご飯です。画期的なお米に驚きましたが、さらに講師でお話しされた栄養士の先生の話は、これまでの常識を破る内容で、メカラウロコの内容で一気にお米を食べるようになりました。
◎お米は身体に良い
「現代人は、お米は健康に良くないようなイメージを持っておられますが、全くの誤解。お米ほど身体に良いものはありません」と強調されます。お米はカロリーが高そう、糖尿病患者はあまりお米を食べない方が良い、血糖値を上げる。などと思っていました。
が、実際はお米には身体に良いことがたくさんあるのです。バランスをとる。身体の力をつくる。燃える力がある。胃腸が喜ぶ。身体の機能を引き出すなどのメリットです。
◎おかずの採り過ぎがダメ
ここから、びっくりのお話を聞きました。実は、お米が良くないのではなく、おかずを取りすぎた結果、身体に悪い影響を与えているとおっしゃいます。そして、昭和50年代の食事が理想的だったと振り返られます。
今の日本人は、明治の日本人に比べてお米の摂取量は3分の1に減っているそうです。お米が減った分、パンやパスタなどの小麦粉系の食事も増えています。さらに、大事なのは、日本人は豊かになって、ごはんをあまり食べずにおかずをたくさん食べるようになったからです。
◎日の丸弁当が良い
先生は言われます。「これが良くありませんね。昭和50年代ごろまでは、おかずは2品程度でお味噌汁だけでした。理想的な食事です」と。そうなのです。昔のお弁当を思い出して下さい。
だいたい日の丸弁当。お弁当の8割はごはんで真ん中に梅干し。おかずは2割程度。おかずが足らない分、ごはんにはノリやカツオ節がのっていました。今は、ごはんよりおかずの方がウエートを占めています。
◎ごはんをお代わり
せっかくの身体に良いお米を減らし、身体に良くないおかず増やしているということです。たぶん、お米にはいろんな健康食品よりも身体に良い機能がいっぱいあるのです。気づきました。ややこしい健康食品を摂るより、ごはん食べた方が良いのです。
おかずを減らして、ごはんをしっかりお代わりしましょう。食費は安くなりますし、おかずをたくさんつくる時間も節約出来ます。
◎お母さんも嬉しい
働くお母さんにはこんな嬉しいことはありません。休耕地も減り、農家にもプラス。さらに、将来の食糧危機でもごはんさえ、食べておれば元気に過ごせます。
日本のためにも、ごはんをしっかり食べましょう。
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