竹原編集長の明るいコラム

常識を破る店づくりで繫盛!(Free)

2015年9月26日

◎滋賀県の飲食店

常識を破る。経営にとっては大切なことですが、なかなか出来ません。常識を破ることはリスクも大きく、よほどの自信、勇気、やる気がないとやれないのです。だから、時々、常識を破った経営をされている会社を見ると、感動してしまいます。
滋賀県草津で取材しました飲食店さんも、常識を破る経営戦略を実践されていました。和食を中心にしたお店を5店舗展開されています。

◎駅前に一点集中

もちろん、食材などにもこだわっておられますが、常識を破るほど変わったものではありません。値段やお店の雰囲気も5店舗すべて見せていただきましたが、常識の範囲内でした。
では、何が変わっているのか、常識を破ったものか。その答えは、立地にありました。実はこの5店舗のお店は、全て歩いて3-4分以内に集中していたのです。草津の駅前に一点集中させておられたのです。

◎足の引っ張りあい?

そんなに近いところに集中させてしまうと、お店同士がお客様の取り合いになり、自滅してしまいます。だから、常識的には少し離れたところ良いのでは、と思ってしまいます。
でも、社長さんのお話を聞くと、5店舗集中させることで、足の引っ張りあいではなく、協力し合うことで繁盛店にできるということでした。

◎スタッフを自由に異動

店舗の一点集中にはメリットも大きいと言われます。アルバイトスタッフはシフトで5店舗の店をいつも異動できる態勢をとっておられます。今日はどこのお店で働くかは、その日によって違うのです。
だから、いつも新鮮な気持ちで働けると、アルバイトスタッフには好評です。また、あるお店にお客様がたくさん来られて忙しい時は、お互いに人材を融通できます。人材をフレキシブルに適材適所に配置でき、効率の良い使い方できるのです。

◎お客様もメリット

一方、お客様にとってもメリットがあります。希望のお店が満席の時には、近くのグループ店を紹介してもらうことができます。また、予約の際も満席なら近くのグループ店に簡単に変更できます。
お客様を逃がさなくてグループ内で吸収する。料理に使う素材も、お店の間で融通しあいムダがなくなるという。

◎情報収集にもつながる

このほか、1店舗でまとめて大量に仕入れることで、安く仕入れることができるのです。「違う店で、以前に行ったグループ店の良いところ悪いところを素直に言ってもらえるので嬉しい」と5店舗の情報の共有にもつながっていました。
お店の立地を一点集中するメリット。たくさんあります。常識を破る発想で繫盛店をつくりましょう。


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