丸松産業(TEL;06・6723・0236) は、女性スタッフ3 人の新商品開発チームを発足、工業用部品をアクセサリーなどオシャレ商品に変身するプロジェクトをスタートした。今秋にも販売を開始する計画。
東大阪市金物町にある建築・建材金物卸商社。ボルト、ナットをはじめ、建築や工業製品に使用される各種の部品約3万点を扱う。
「お客様の要望に合わせて、特殊なネジなども提供。新しい需要を掘り起こしています」と松浦俊博社長。本業に加えて、このほどユニークなプロジェクトをスタートした。
「陶芸家から焼き物は手づくりで同じものが出来ないと聞き、うちが扱う金物でも手づくり感のある商品に変えられないかと思いました」と。扱う工業用部品を活用して、一般消費者向けの新商品を企画開発する。
メンバーは全員女性。総務・経理などを担当する岸本友里さん、原田一枝さん、設計担当のパート社員の3人。現在、計画しているのはプラスチックチェインを素材にした暖簾、ボルトナットなど2次製品をネックレスに。金網はインテリア商品、金メッキ・クロームメッキのステンレスL金具は髪飾り、アイデア小物袋まである。
「女性チームからいろんなアイデアが出てきます。基本はゴーです。まずはつくってみて判断しています」と。部品をオシャレに変身させた新商品に期待、販路開拓に取り組んでいる。
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