竹原編集長の明るいコラム

見つけることでビジネスは始まる! (Free)

2015年10月25日

◎困っていることは?

新しいビジネスはちょっとしたところに隠れています。アンテナを張ってどう見つけるかです。まずは今、困っていることを見つけることです。その解決策を商売にすると、結構うまいビジネスになったりします。
先日、取材しました介護関連事業を展開されている会社。困っていることがありました。それは、認知症の高齢者が夜に徘徊し、知らない間に施設を抜け出して行方不明になることです。

◎年間1万人のお年寄りが行方不明

全国で年間1万人のお年寄りが徘徊などで、行方不明になっているそうです。こちら施設でも、「いやー、認知症の利用者がいなくなると本当に大変です。スタッフを呼び出して、夜中でも手分けして探し回らなければなりません。どこの介護施設さんでもそんな経験があると思います」と、おっしゃいます。
徘徊される利用者さんが、どこにいるかすぐに分かることが出来れば、どれだけ助かるかと。そこで、こちらの社長さんが思いつかれたのは、小さなGPSを靴底に埋め込むことでした。

◎見つかるシューズ

徘徊される人は、裸足で出て行くことはほとんどありません。服ならその日によってどれを着て行かれるか分かりませんが、靴は決まった履き慣れた靴で出られるそうです。
GPS機能を活用したどこにおられてもすぐに見つけ出せる、見つかるシューズでした。GPSは30gの軽さです。利用者さんには、全く気になりません。
この靴底にを履いてもらうと、何処へ行かれてもGPS機能で即見つけることができます。
今までとはほぼ半額の値段で提供されます。軽くて履きやすい靴です。今までのようにスタッフが走り回って探さなくても見つけられます。

◎現場の知恵

徘徊老人の癖をしっかりわかっておられる人だから、実用性が高いのです。現場の知恵でもあります。

◎IoTが注目

IT関連の機器やシステムは急速に発展。モノをインターネットで24時間つなぐIoTが注目を集めています。このGPSシューズもその1つと言えます。世の中で困っていることは、まだまだたくさんあります。困っていることを見つけましょう。

◎社会に役立つ意義を見つけましょう

その困っていることを解決する方法を見つけましょう。そのビジネスを多くの人に知らしめる方策を見つけましょう。
ただ、お金儲けだけでなく、社会に役立つ意義を見つけましょう。そうすると、ビジネスは動き出します。


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