竹原編集長の明るいコラム

終活ビジネスいっぱいありそう! (Free)

2015年11月 1日

◎目立つお年寄り

高齢化社会がホンマにやってきました。街を歩いていても、電車に乗っていても、食事をしていても、お年寄りの姿が目立っています。私もそうですが、団塊の世代でもお年寄りの会合などでは、「竹原さんはまだ67歳ですか?若いですな…」と80歳を超えるお年寄りに言われたりもします。
でも、いくら若いと言われても、そろそろ死を意識する年頃です。周りでも、霊園を購入したとか、お葬式の積立を始めたなど、今はやりの言葉、“終活”を始めている人も増えています。

◎石材店を取材

先日、取材したのは墓石の販売会社さんでした。お店の前には、今風の斬新なアイデアの墓石、高額そうな墓石もたくさん並んでいました。早速、社長さんに取材です。
街にはたくさんの石材店がありますが、お店の特色は何ですか?と質問しました。そうしたら、うーんとうなづかれながらも具体的な返事をしてもらえません。

◎住職が墓石販売会社

「どうなんですかね」と突っ込んでも返事がありません。これは大変です。お答えを整理してあげないと行けないと思って質問を変えました。「ずっと石材店ですか」とお聞きしました。
そうしたら、「いやー、実家はお寺です。若い頃大手の石材店で働いていました」とおっしゃいます。住職が墓石の販売会社を設立、社長もされておられたのです。住職が墓石ビジネスをされているとは…。驚きです。
でも、よく考えると住職さんらしいビジネスでもあるのです。

◎就活のワンストップサービス

人が亡くなった後、どうすれば良いか、一番ご存知なのがお寺の方なのですからね。「お遺骨をどうしたら良いか?供養の仕方は?などたくさん相談を受けます」と。そこで、ご住職が地元で霊園開発から墓石の販売、さらにお寺と一緒になった供養まで手がけられました。
まさに、終活のワンストップサービスです。最近では、お客様の考え方も大きく変わって来ました。独身の人は、自分だけのお墓が欲しい。夫婦で一緒より、友達と一緒のお墓に入りたい、さらにペットと一緒のお墓が欲しい。いろんな要望があるそうです。

◎住職の経験活かせる

供養もたくさんあります。永代供養、お墓しまいの整理供養もあります。若い石工職人とタイアップされ、処分する墓石でお地蔵さんを彫り、飾っておけるアイデアもありました。
住職さんでスナックを経営されたり、おやじバンドを結成されるなど、ユニークな人時々見かけます。でも、霊園開発や墓石の販売はこれまでの経験が活かせるビジネスです。
社会の価値観の多様化、高齢化が進むなか、お墓を中心にした終活ビジネス、まだまだいっぱいありそうです。


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