竹原編集長の明るいコラム

『失敗と成功にこだわらない』(Free)

2016年3月 5日

◎失敗と成功は紙一重

失敗と成功では、大きな違いがあります。でも、失敗するか、成功するかは案外、紙一重のような気がします。周到な準備をして事業を始めても、うまくいかないケースもあれば、いい加減な準備でも成功している人もおられます。
努力も必要ですが、時の運も確実にあります。失敗か成功は、ある意味結果論のような気もします。

◎失敗こそ大事だ

同じことをやっても成功することもあるし、失敗することもあります。成功したら「さすがに良いところに目をつけられましたね」と褒められ、失敗すると「そんことするからや、アホちゃう」とバカにされてしまいます。
成功と失敗と書かずに、まず失敗を前に出して、失敗と成功と書いたのにはワケがあります。失敗が大事だと思ったからです。失敗と成功は、セットになっているように思えるからです。

◎失敗は成功へのワンステップ

一代で売り上げ1400億円超える会社に育てたベンチャー企業の経営者さんは、「これまでいっぱい失敗をしました。そこでいろんなことを学んだお陰で成功できました」とおっしゃっていました。失敗したことで学習し、実践的な経営学を学んだことで大成功されたのです。
だから失敗したからと言って、嘆き悲しむことはありません。失敗は次の成功へのワンステップと思い込むことです。逆に成功したからと言って、アホみたいに大喜ばないことです。

◎調子に乗った会社は痛い目に合う

成功して調子に乗った会社、だいたい痛い目に合っています。シャープだって、亀山ブランドの液晶テレビで大成功したばかりに、選択と集中と調子に乗って堺で4300億円もの過大投資をしてしまったからです。
成功しても喜び過ぎない、失敗しても落胆し過ぎないことが大事です。最初に言ったように失敗と成功は紙一重だからです。前述したように結果論でしかないと思っているからです。

◎勝った時ほど反省すべき

ただ、結果に対しては真摯に受け止めることが大事です。失敗はもちろん反省しますが、成功も反省すべきです。なぜ、成功できたか、振り返って考えるべきです。一流のスポーツ選手は、勝った時ほど反省するそうですよ。
ビジネスも人生も、失敗と成功の繰り返しです。どっちに転んでも、パニックにならないこと。いつも平常心を保つ人は、そこで的確な判断が出来ますからね。
 最善を尽くす。失敗や成功にこだわらない行動が、経営者に求められていると思います。


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