竹原編集長の明るいコラム

『嘆かずに新しいビジネスを!』(Free)

2016年3月12日

◎困っていることヒント

困っているところには、必ずビジネスのヒントが隠されています。困っていることを見つけると、ビジネスの第一歩になります。困ったことを聞くと、喜ぶ社長さんもたくさんおられます。困ったことを解決すれば、儲かるのです。
ある建築会社が始めたのは、空き家対策、中小企業の人手不足、学生の就活対策、この3つの困りごとを解決するビジネスでした。その名前は、就活シェアハウスでした。大阪駅から一駅、交通の便利な場所にありました。

◎中小企業と運動会

この3月にオープンしたばかり。コンクリート打ちっ放しもオシャレな内装。学生さんが喜びそうです。入居している4人の学生さんが、出迎えてくれました。もちろん、このビジネスを始めた若い社長さんも一緒です。
「親会社は地元の建設会社です。ビジネスだけでなく、社会貢献も大きな目的です」と熱く語られます。この1年間学生向けの情報誌を作成したり、中小企業の共同運動会を開催するなど、ネットワークづくりを進めて来られました。

◎直営の就活シェアハウス

直営で始められた第一号のシェアハウスは、学生15人が入居出来ます。就活に取り組む学生が1年間、このシェアハウスで寝泊まり、仲間と共同生活して、ここを拠点に企業訪問に向かいます。
滋賀県から来た学生さんは、「滋賀県から全国へ動くのは大変ですが、ここは便利です」と。また、「自分で自炊して母親のありがたさをよく分かりました」と喜んでおられました。

◎中小企業経営者と交流

共同生活することで、コミュニケーション能力や問題解決能力も高まり、就活だけでなく、社会人になった時にも大いに活かされると、社長さんはおっしゃいます。また、シェアハウスでは、地元の中小企業の経営者を招いたイベントも計画されています。
2階の大きなリビングでは、中小企業の経営者と学生が交流を深めることで、経営者にとっては人材確保、学生さんには就職という2つの問題が解決されます。さらに、もう一つは、建設会社らしい空き家対策でした。

◎空き家対策にも提案

大阪市内では、最近、空き家が目立っています。その対策として、就職シェアハウスを提案されようとしていました。入居者が少なくなったマンションやアパートなどをリノベーションして、就職シェアハウスにしようとされています。

◎シェアハウスで一挙両得

マンションオーナー、協力企業に呼びかけ、一緒になって運営しようという試みです。企業にとっては、人材採用に多額の費用をかけるなら、このシェアハウスに投資した方が一挙両得です。毎年学生と仲良くできますからね。
困りごとが増えると、チャンスです。嘆かずに、新しいビジネスを考えましょう。


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