竹原編集長の明るいコラム

『地域密着の強みを活かす!』(Free)

2016年5月 7日

◎老舗の写真館

地域貢献、地元密着などは元気企業の共通点でもあります。居酒屋さん、カフェ、薬局店などを取材していますと、皆さんこの言葉を出されます。やはり、地元と仲良くせんと、元気な経営は出来ません。
先日取材したのは、滋賀県にある写真館でした。草津市で創業88年の歴史を誇る老舗写真館。

◎得意は笑顔の写真

「祖父が創業し、私で3代目。地元の皆さんに可愛がられて長く続けることができています」と社長さん。写真の国家資格1級技能検定の第1号合格者です。どんなものでも、一番は立派です。歴史だけでなく、写真撮影の腕前も凄い人であります。
その1つのワザが笑顔の写真だそうです。「私が撮ると笑わない人いません。皆さんニコっと笑って素敵な笑顔になります」と笑われます。笑顔写真の達人を自称されます。

◎家系に流れるDNA

実は、この笑顔の写真には、社長さんの家系に流れるDNAがありました。創業者の祖父は戦前に素人劇団を立ち上げたそうです。娯楽のない時代、大勢の人が楽しみにされていたそうです。
そして、2代目の父も劇団に参加、「私も子どもの頃舞台に上がった経験があります。人を喜ばせるのが本当に好きな家系です」とおっしゃいます。さすがに、今は劇団はやめられたそうですが、その代わりにこちらの社長さんは、まさに地域貢献、地域密着の活動をされていました。

◎地域団体の要職を歴任

社長さんの地元での活躍を聞いてビックリ。これまで、町内会会長、地元青年会議所会頭、PTA会長、地元商店街会長、ライオンズクラブ会長など地域団体の要職を歴任されておられます。
また、写真業界団体の役職なども務められ、地元や社会に貢献されておられます。今では、地元の学校約60校の卒業アルバム、イベント撮影などを引き受けておられるそうです。

◎小学生にも人気

小学生にも人気だそうです。いつも、面白いことを言って生徒たちを笑わせてくれます。卒業アルバムでは、1人ひとりの顔写真をしっかり撮影、その笑顔の写真が高く評価されています。
このほか、地元の大手ホテルの写真撮影部門も担当されておられました。それだけ、地元に密着されていました。今では、娘さんも第1級技能検定の資格を持って手伝っておられました。

◎笑顔と優しい言葉

「お客様への笑顔と優しい言葉を大切にしています」と、地元に根付いた写真スタジオ。地域密着の強みをいかんなく発揮されておられました。


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