竹原編集長の明るいコラム

『マインドフルネスで中小企業を元気に』(Free)

2016年7月 3日

◎先行くのはやっぱり米国

戦後、日本は米国の後を追って経済を発展させてきました。今では、世界のトップグループになっていますが、まだまだトップとは言えません。なんやかや言っても、米国が先を走っています。
だから、米国の動きを見ていると、日本のこれからが、ある程度見えてきます。米国で注目を集めたビジネスは、必ず少し遅れて日本にやって来ます。

◎心が落ち着くと良い仕事

その一つ、米国のビジネス界で今注目を集めているのが、心や精神的なアプローチによる元気経営です。これまでは、ビジネススキル、経営手法、経営システムでした。が、最近は心の持ちように経営トップの関心が移っているようです。
経営者や経営幹部が、心を落ち着かせ整理することで、経営判断、経営戦略が的確に出来るというものです。確かにそうかも知れません。心が落ち着かなくてふあふあしていては、的確な判断ができませんからね。

◎米国でマインドフルネスが注目

長くなりましたが、心を落ち着かせる取り組みとして、米国のビジネス界で流行っているのが、マインドフルネスというものです。
米国では、グーグル、アップルなどのベンチャーからゴールドマンサックス、フォードなどの歴史のある会社が導入、一気に火がつきました。日本に入って来ないわけありません。

◎10分間の瞑想

経営者の雑誌プレジデント5月号での特集に続いて、先日のNHKスペシャルのキラーストレスでも、マインドフルネスに10分以上の時間をさいて放映されていました。
マインドフルネスとは、どんなことをするのか。意外に簡単です。一言では瞑想、メディテーションです。背筋を伸ばし、深い呼吸をしながら、ただただ何も考えずに瞑想するだけです。時間はわずか10分程度。

◎心をほぐす体操

工場や事務所では、仕事を始まる前にラジオ体操などをして、身体をほぐしてから仕事に取り組んでいました。そうすることで、労働災害を減らそうということでもありました。
分かりやすく言うと、体操が身体をほぐすなら、心をほぐすのがマインドフルネスなのです。ストレス社会の中で、まず心を落ち着かせることが大事なのです。

◎脳科学からのアプローチ

日本では、もともと禅がありました。マインドフルネスはこれに近いものです。茶道、華道、武士道もそうです。でも、なぜ心が落ち着くのか、そのエビデンスがあるようでありませんでした。
米国では脳科学からアプローチし、キラーストレス解消を科学的に裏付けています。だからこそ、米国企業が相次いでマインドフルネスを導入しているのです。

◎自分に気づく、即今只今

本来、日本人には取り込みやすいストレス解消の手法です。日本企業が仕事の始まる前に、10分間マインドフルネスをやるべきです。きっとストレスが軽減してうつの社員が減り、労働災害も減ると思います。
マインドフルネスは意識を自分自身に置き、自分に気づくこと。禅でいう即今只今です。マインドフルネスで日本企業を元気にしたいです。


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