竹原編集長の明るいコラム

『ロボットで日本を元気に』(Free)

2016年8月 6日

◎問題は日本の規制

前回は産業用ロボットが、新しい発想でいろんなところで活躍。外国では、ジェットコースターの代わりにロボットコースターまであるお話をしました。
でも、そこで問題になるのは、日本の規制です。産業用ロボットの動作範囲内に、人は入ってはいけないという規制が、日本には存在。ロボットコースターは、出来ません。

◎ポケモンかロボット

「海外から輸入している医療用機械では、腕の先端にレーザーが付いてあり、それで手術することができます。これも、産業用ロボットの延長ですが、これは認められています」と。そう言えば、今流行りのポケモンGOは、今のところ規制ありません。産業用ロボットの方が安全な気がします。
規制緩和が必要ですが、その一方で一見何の害も及ぼさないようなポケモンGOの方こそ実は問題なのです。見るからに荒々しく、危害を及ぼしそうな産業用ロボット。一方、カワイイ感じのポケモン。どっちが社会に大事か、しっかりと考えてもらいたいと思います。

◎日本人はロボットと仲良し

この社長さんから日本の産業用ロボットの世界的なポジションを教えてもらいました。世界のロボットメーカーの7割は日本にあり、工場でのロボットの普及率も日本がダントツだそうです。
さらに、「外国では、ロボットのイメージは人間に危害を与えるものと見られていますが、日本は違いますね」とおっしゃいます。鉄腕アトムもそうですが、日本人にとってはロボットはお友達になれる存在でもあるのです。

◎高校生のロボットスクール

だからこそ、日本はロボットで経済発展すべき、「中小企業こそもっとロボット化を」とおっしゃいます。その一環として、高校生を対象にしたロボットスクールを開校されています。
「高校の授業でロボットを教えてもらいたいのですが、ほとんど教えていません。だからロボットの面白さを知らないのです」と。本来なら学校で教えるべきロボット講座を、中小企業の社長さんがやっておられるのです。頭が下がります。

◎若い人がロボットに興味

このロボットスクールに受講された高校生は、ロボットの面白さを初めて知り、ロボットの仕事をしたいという生徒の声も届いているそうです。若い人にロボットに興味をもってもらうことで、ロボットの技術発展、ロボットの新しい事業も生まれて来るでしょう。
日本の経済を支えているのは中小企業と言われます。国や自治体、大学の先生だけでは、日本は元気になりません。

◎パソコンと同じ道

その中小企業を救うのが、ロボットかも知れません。ロボットの操作を若い人に託すことで、ロボットの可能性はますます広がります。
産業用ロボットは、いずれ頭、身体、足が付いて人型のロボットになります。そして、パソコンと同じ道を歩んで、どんなハードにも適応する互換性のあるソフトが誕生。ソフト勝負の時代が来ると予測されます。
社長さんの話を聞いていると、産業用ロボットの新時代が来そう気がして来ました。ロボットで、日本を元気にしましょう。


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