I&C(TEL;06・6226・7732)は、電動昇降機能を持つ動くハイテク家具に挑戦する家具ベンチャー。3月にニューヨークにプレゼンセンター、年内にもデンマークにデザインセンターを構築、世界に家具革命を起こそうとしている。
「今後は、人に寄り添うみんながワクワクするような革新性のある家具に力を入れたい」と話すのは40歳の佐田幸夫社長。そのメイン商品が「ロボティックス・デザイン・ファニチャーLAPシリーズ」だ。
家具に電動昇降機能を搭載、ボタンを押すとストローク約40センチで上下に動く仕組み。洗面台、台所のシンク台、テーブルなどを自由に昇降し、子供から大人、車いすの障がい者、高齢者にやさしい家具を提供する。
コントローラーでシンクロさせて脚を同時に昇降。静かにスピーディーに動き、自社開発の非接触センサーで安全性にも配慮する。機能性に加えデザイン性も重視、すでに病院や介護施設など含めて約550台以上の実績を誇る。
今年からは、アジアでの販売に続き生産体制も整備。3月にはニューヨークにクラウドファンディングを活用したプレゼンテーションルームを予定。年内にもデンマークにデザインセンターを開設し、デザイン力を高めて世界に通用する家具ブランディングを構築したい考えだ。
「今後はIoTやAIなども積極的に活用し、未来の住環境に適した知能家具を供給したい」としている。
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