総建(TEL;072・944・1000)は、若さと機動力を武器に土木工事、舗装工事を行う。従業員その家族が一緒になった懇親会を開催、大家族の雰囲気が機動力を高め、売り上げ倍増の快進撃を続けている。
従業員は10人で、平均年齢は30歳半ば。アスファルト舗装工事、土木工事など公共工事をメインとし、駐車場新設工事のような民間工事も行う。39歳の田中誠一社長は、従業員と一緒に魅力ある職場をつくる。
舗装工事は、熱いうちに施工しなければならず、スピードが必要な厳しい作業環境。でも、「やりがいのある仕事でもあります」と。チームプレーで素早い施工を実現、やり遂げた達成感は若い従業員にとっては大きな喜びとなる。
新入社員が入ると、家族を含め約30人が参加した懇親会「総建会」を開催し、従業員は家族ぐるみで付き合う。また、ハードな仕事が続いた後にも開催、従業員、家族が一緒になって慰労する。大家族の雰囲気でチームワークを高めている。
従業員と家族が一体となることで、士気が高まり現場工事でも機動力を発揮。「早く終わった現場のチームが、ほかのチームの現場へ応援に駆けつけることもよくあります」と。
最近では、現場は専務を中心に動き、田中社長は次の戦略を練る。富田林から羽曳野へ活動範囲を広げ、この春には堺に子会社を設立した。大阪南部を中心にエリアを広げ、年商は4億円にのぼる。
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