大阪ふうせん (風船)バレーボール普及会(TEL 06・ 6815・3523)は、ハンディのある人、 健常者が一緒に風船バレーボールを楽 しむ活動を展開。今後、中小企業にも呼びかけて全国普及 を目指している。
風船バレーボールは、鈴の入った風船を使い、障がいのある 人、無い人それぞれ3人ずつの 6人制で行うバレーボール。約 30年前に石川県で始まり、 その後大阪でも約20年前から行われている。
8年前から「競技ス ポーツより、みんなで 仲良く楽しめるものに したい」と、石井勝治会長が中心になって大阪独自の「パラ レルルール」を創設、普及活動を進 めている。障がい者だけでなく、小さ な子ども、高齢者もハンディのある人と して参加、健常者と一緒にプレーする。
また、健常者はあくまでもサポート役として参加し、アタックなどの攻撃的な行 動もハンディキャップのある人が行う。6月 3日に行われた大阪大会では約30チーム が参加、競技人 口が増えている。 「孫とおじいちゃん、おば あちゃんの親子3代が参加 されるなど、勝敗よりも楽 しむことに重きを置いて います」。「みんな仲良し」 「明るいチーム」などとして表彰もされる。スタッフ8 人はボランティアで運営し ている。
普及会の活動は、大阪市の小学生福祉読本にも紹介されている。「従業員さん やその家族にも加わっていただき、 大阪ルールを全国に広めたい。練習風景を見学に来てください」と、 中小企業の運動会競技種目に呼びかけている。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞