2018年
11月19日午前7時50分放送
「中小企業が挑む自社商品開発」
東大阪市にある創業55年のモノづくり企業です。金属のプレス加工を得意とし、自動車の部品などを製造する。「安定した経営を進めて行くためにも、自社商品を開発したい」と社長さんはずっと思っていました。
そして、経営が安定している今のうちにやりたいと、8年前に事業開発部を立ち上げました。今までは全く違う分野を狙われ、スタッフも色んな分野の専門家を集められました。
4年間開発を続けた結果、ある商品が誕生しました。温度、湿度、照度を一度に測ることができる小型の計測器です。そのデータは無線でパソコンに送られ、リアルタイムで計測できます。
産業界で今注目のモノとモノを繋ぐインターネットIoTに活躍できる製品でした。建設現場のコンクリートのチェック、発酵食品の聖堂現場でも大活躍しています。
中小企業にとって自社商品の開発には、設備投資、人件費の拡大など大きなリスクもともないます。経営が悪くなってからではなく、安定しているときに次の手を打つことが大事だと思いました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞