進栄化工(電話06・6969・0360)は、年末の社員卓球大会、昼食・コーヒー無料などユニークな取り組みで社員一丸の元気経営を推進。今年11月にも新本社工場を建設、生産体制を一段と強化拡充する。
元気経営の秘密は幅広い業界の顧客を持つ一方、風通しの良い職場の雰囲気と社員のコミュニケーションにある。毎年年末の打ち上げでは、食堂でトーナメント方式の卓球大会が開かれる。
昨年も12月28日に開催。10代から70代まで参加、産休中の女子社員が幼児を連れて参加、見事優勝した。試合前には小芝居もあり盛り上げる。卓球は真剣勝負、1-3位までは賞金が授与。
その後は、順位に合わせて会社に送られてきたお中元、お歳暮などの贈答品を優先に選択、持ち帰ることが出来る。卓球台の横では社長の手づくり料理も並ぶ。ハンバーグ、サーロインステーキなどが登場することもあるという。
宴会会気分の卓球大会は、部署を超えて社員が一気に仲良くなるという。「普段とは違う一面を知ることにもなります」(竹内祐樹社長)とコミュニケーションが一気に深まる。
また、会社支給のお昼ご飯は創業以来全員無料。コーヒーやお茶も無料だ。
現本社隣接地で4月から1部6階建て新本社工場の建設に着手、11月にも完成予定。1-4階が作業場、5階が事務所で、大型のクリーンルームも設置、医薬品工場などで使われる長尺サイズの商品も対応できるという。
※プロフィール= 今年7月で創業40周年を迎える。大阪市鶴見区今津中で、広告POP、ステッカー、シール、パネルなどを製造する。
従業員は約40人、年商10億円弱でこの10年以上黒字経営を続ける元気企業だ。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞