◎幸せになる記事待っています
先日、ある新聞の投書欄で、「幸せになる記事待っています」と、読者の投稿記事が目にとまりました。メディアが良いことを取り上げれば、私たちも良い空気を吸うことになり、吐く息も喜びになると。
続けて今の世の中、これと逆の方向に行っている気がする。暗い記事や人の心を乱すような番組など。暗い気持ちや考え方からは犯罪や戦争が起こる。
◎暗いニュースはしんどい
最後は世の中を明るくするようなニュースをもっと多く取り入れるべきではないかと、訴えておられました。我が意を得た思いでした。
日本中で、この投稿者と同じ思いの方が、大勢おられるのではないでしょうか。メディアの暗いニュースは本当にしんどく、参ってしまいます。
◎暗い話ばかり
新聞、テレビ、週刊誌とメディアでは、ウクライナの惨劇、コロナ感染そして最近は知床遊覧船沈没がフロントを飾っています。その日によって、どれかがトップになります。いずれにしろ、暗い話ばかりです。
投稿された読者の気持ちは良く分かります。求めているのは、暗いニュースはもうええ、明るいニュースなのです。
◎暗いニュースから抜け出せない
多分、大手メディアは自分たちが日本社会を暗くしていると気づいておられないと思います。「世の中で起きている一番大事なことを報道する義務がある」との強い思いで、ニュース報道に頑張っておられます。
その結果、日本全体に閉塞感が漂っているのです。同調主義の日本では、メディアの方向も同じです。暗いニュースからなかなか抜け出せないのが現状です。
◎明るいニュースが大事
今こそ、明るいニュースが大事です。明るいニュースをどんどん発信して、「明るい気持ちを高め、やる気になってもらいたい」と思っています。
経済記者出身のボクは、明るく頑張っている中小企業をたくさん取材し、明るい情報を探しています。そこがなかなか大変です。
◎面白いネタはいっぱいある
中小企業さんでは、「いやいや、うちなんか小さな会社です。自慢できるものは何もありませんよ」とおっしゃいます。でも、実際に取材させていただくと面白いことがたくさんあります。
気づいておられないだけです。まずは社内の明るいニュースを見つけましょう。なければつくりましょう。会社や社会を明るくする明るい事業を創出しましょう。
◎明るさを武器に活躍
難しく考えすぎないこと。ただ、ちょっとだけよそにないオリジナルを出しましょう。オシャレなトラクターで田んぼを耕すジーンズ姿の農家、中庭の桜を売りにする郊外型カフェ、アオリイカ専門のネットショップなど。いっぱいあります。
全てにおいて一番大事なのは明るさです。中小企業こそ、明るさを武器にして活躍すべきです。明るい広報戦略に取り組みましょう。
◎明るさは全てのパワーの原点
ウクライナのブレゼンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領にはない明るさが感じられます。ロシアの蛮行に加え、ブレゼンスキー大統領の明るいイメージも支援の輪が広がる要因になっていると思います。明るさは全てのパワーの原点。明るくやりましょう。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞