これまでの記事

柿渋を活用した抗菌、防臭の機能性プラスチックを開発

あけぼの化成

2023年4月 1日



あけぼの化成(TEL072・976・1041)は、柿渋を活用した抗菌、防臭の機能性プラスチックを開発、食品マットなどに商品化した。今後、企業とコラボして用途開発を進め、市場を広めたい考えだ。

大阪府柏原市円明町に本社工場を持ち、プラスチックの異形押し出し成形を行う。自社で金型設計、製造し、エンプラなど多彩な機能性樹脂を手掛けるのが強み。創業44年目で年商は約18億円。自動車関連、家電・電材関係、建築・建材関連と各業界にバランスよく供給、安定した黒字経営を進める。

2019年から研究開発したのが、柿渋のタンニンを活用した抗菌、防臭のプラスチック。「柿渋タンニンのペレットが持ち込まれ、商品化を考えました」と営業部の橋爪一人次長。髙﨑三郎会長、﨑川廣光常務など経営陣もバックアップし、本格研究に取り組む。熱を加えても抗菌、防臭成分が持続、「アンモニアが1日で97・6%消臭できるデータを得ています」と﨑川常務。

ノロウイルス、インフルエンザにも抗菌効果を持つ。昨年末から自社ベトナム工場でシート生産を開始した。ランチョンマット、チューブ状の枕チップなどを商品化、ベトナム市場でのテスト販売を始めている。ランチョンマットで1枚数百円程度の値段だ。
「介護市場など幅広い可能性があります。

今後、いろんな業種の企業と連携して、商品開発、販路開拓を進めたい」と、髙﨑会長。当面年間4000万円の売り上げを見込んでいる。


▶▶▶▶▶▶【YouTube】5/9^UP


▶発刊!関西元気な経営者の
ぶっちゃけトーク3


A fresh 代表髙島 克子さん

応援・協力

明るい認証制度「AKS0041」

日本一明るい経済新聞は、明るいシステム倶楽部の協力を得て、職場を明るくする認証制度をスタートしました。

(続きを読む)...

本誌をバックアップ!! 財界アドバイザー

「日本一明るい経済新聞」は、各種財界人からのバックアップを受けております。

(続きを読む)...

KANSAI仕事づくりの会

KANSAI仕事づくりの会は、「αゲル」「曲面印刷」を開発した、アース研究会会長である中西幹育氏を囲み...

(続きを読む)...

twitter 日本一明るい経済新聞 編集長 竹原信夫

Warning [PHP]: opendir(/virtual/119.245.206.194/home/system/modules/blog/images/caticon): failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113