使いやすさ、楽しいを追求した「ＬＯＧＯＳ」のアウトドアブランドを展開

ロゴスコーポレーション

2023年8月31日

ロゴスコーポレーション（TEL０６・６６８１・８００１）は、使いやすさ、楽しいを追求した「ＬＯＧＯＳ」のアウトドアブランドを展開。年内にも各国でグローバル越境ＥＣサイトを立ち上げ、ＬＯＧＯＳブランドの世界戦略を進める。

大阪市住之江区に本社を置く。創業は１９２８年。「２７歳で会社に戻った時は従業員３０－４０人の中小企業。将来を考えキャンプ用の椅子やテーブルなどの輸入販売を始めました」と柴田茂樹社長。

日本経済発展、余暇活動の推進のなかで、オートキャンプなどの流行をいち早く先取り、１９８５年にはＬＯＧＯＳブランドを立ち上げた。「大手スポーツメーカーがキャンピング用品を扱い出した頃で、専業として一歩先を行くキャンピング用品を販売しました」と。

第一次キャンピングブームに乗って成長するが、その後１０数年間は低迷状態が続く。「その時の苦労が良い勉強になりました」と、直営、ＥＣ、アパレル事業に取り組み社内体制を強化した。

２０１５年から第二次ブームに乗り、京都府城陽市、高知県須崎市とコラボしたテーマパークに続き、ＬＯＧＯＳＳＨＯＰ＆ＣＡＦＥ、ＬＯＧＯＳＢＢＱスタジアム＆ＣＡＦＥにも挑戦。今では国内８８店舗、従業員６３０人、２０14 年２月期以来増益を更新中。

年間休日１２４日など働き方改革を推進する一方、自然環境や社会貢献活動にも取り組み、アウトドアビジネスのトップランナーとして注目されている。

「最近ではインバウンドのお客様もＬＯＧＯＳブランドに興味を持っていただいています。世界ブランドへ育てていきたい」と、柴田社長。年内目標に世界各国でのグローバルサイト開設を準備中。ＥＣサイトを開設し、現地市場を開拓する一方、「現地企業とパートナーシップを組み、地域に根付いたアウトドアビジネスを展開したい」と、ＬＯＧＯＳブランドの世界市場浸透を目指している。