2023年10月12日午前7時50分放送
「元気な中小企業〜商品開発カギは新社屋!?〜」をテーマに、今回は堺にあります老舗企業を紹介。さまざまな商品開発で実績をあげ、新社屋をつくってさらなる挑戦をしようとされていました。
100種類以上の果物の加工品をつくる工場。明治20年創業の老舗です。もともと果物の卸しを行なってきましたが、食生活の変化で需要が減り、手軽に使える加工品の製造にシフトしました。
これまで開発したのは300種類以上。年商1億円を超えるまでに成長しました。ヒット商品のいちじくのジャム。大阪•羽曳野や藤井寺のいちじくを1瓶に4個入れ、濃厚な味わいです。大阪の特産物を全国にPRする府のブランド「大阪産(おおさかもん)名品」に認定されました。
また、和歌山の桃を使った珍しい果物のドレッシングもあります。試食させてもらいました。本当に美味しかったです。
この春、生産ラインを拡充するため、新社屋を建てました。1階にはカフェがあり自慢のジャムを使ったスイーツを販売されています。
試作を行う厨房も完備。加工技術を駆使して、生産農家や中小企業による商品開発をサポートされます。新たに起業したい人向けに厨房を日替わりの飲食店として貸し出すことを考えておられます。新社屋で地域、中小企業の元気づくりにも取り組もうとされていました
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞