森川商事(TEL 06・6322・2645)は、大阪市東淀川区淡路4丁目で銭湯「昭和の湯」を運営、ラドン温泉温浴、サウナ、電気風呂と多彩に楽しめる。最近、業界一丸で“町の銭湯元気づくり”に活躍する。
昭和3年創業で、“昭和の銭湯”が味わえ、ボイラーから直接生蒸気を入れるスチームバスも無料体験できる。ラドン温泉も人気。イオン化作用で細胞内に溜まった老廃物を取り除き、新陳代謝を活発にしてくれる。
このほか、寝風呂、泡風呂など7種の湯とサウナが利用。営業時間は午後2時45分から午後11時まで、土曜日のみ午前7時から午後9時半まで。
「昭和の湯をPRしていましたが、町の銭湯が一緒になって地域を盛り上げる大切さに気づき、同業者と一緒に活動を始めました」と、森川晃夫社長。大阪府公衆浴場組合の理事として奔走、2020年には大阪駅前の商業施設ルクアとコラボして「銭湯案内所」を開設した。
大阪府下の銭湯経営者と協力して、お客様のニーズを聞いて、その人に合った銭湯を紹介、話題を集めた。また、大阪市内の百貨店とも連携して銭湯グッズ販売も開催。森川さんがバイヤー担当し、銭湯名の入ったTシャツ、タオル、キーホルダー、ヒノキの下駄札など約3000点を集めて盛り上げた。今秋には奈良公衆浴場組合とも連携、奈良で「ゆくなら銭湯」イベントを開催。11月23日には関西銭湯博にも協力する。
「地元の銭湯跡地を活用した地ビール『上方ビール』も応援しています。将来はお風呂のない石垣島で初の銭湯をつくりたい」と、“銭湯夢”を語っている。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞