『１月号にはこんなおもしろい会社が掲載！②』(Free)

2024年1月14日

◎ノスタルジックな音

ノボル電機は、業務用の拡声器約150種類を製造販売しています。最近では、スマートフォンの無電源スピーカー、アンプとスピーカーセットの“オーディオ拡声器”を販売、昭和レトロ感でBtoC市場に挑戦されます。
　昭和20年の創業。平成30年に本社工場を大阪府枚方市茄子作南町に移転されました。船舶、自動車、防災、消防向けなど多彩な拡声器を製造販売。強度が求められる消防関連では高いシェアを誇っています。
「拡声器はレトロ感があり、ノスタルジックな音が特色。一般消費者にも訴えたい」と社長さん。
　
◎創業90周年で日本重視

令和5年に創業90周年を迎えた四方工業は、中国生産シフトを見直し、新規事業を中心に国内戦略を強化されています。部品の国内回帰や医療、ロボット、宇宙ビジネスなどに挑戦、創業100年には新規事業で売り上げ5割を目指しています。
　大阪市阿倍野区天王寺町北3丁目に本社があります。金型設計製作、ヒンジ部品組み立てを行っています。工場は中国広東省1カ所と江蘇省2カ所の3工場。現在、従業員は国内約30人、中国600人に及びます。
　「国内工場を撤収し、中国シフトを積極推進したのは私です。次の100年を目指すため、中国生産体制を維持しながら、日本回帰の戦略が必要です」と社長。創業90周年を迎えたのを機に、日本を重視した経営を再構築しようとされています。

◎タイガース日本一で「虎巻」

1653年創業の総本家小鯛雀鮨すし萬は、歴史を大切に新商品にも挑戦されます。年末の阪神タイガース日本一では、錦糸と海苔“黄と黒”の縞模様「虎巻」で話題を集めました。
2025年の大阪•関西万博向けて新商品を準備中です。　大阪市西区靱本町に本社があります。令和5年に創業370年を迎えた大阪鮨の老舗です。大手ホテルや百貨店で「すし萬」、芦屋店の「波沙鮓」と18店舗を運営されています。

◎若手社員が厚い信頼

　Rhyzm(リズム)は、堺地区で訪問看護ステーション、グループホーム、クリニックを運営しています。就労継続支援B型施設では、約40人の利用者が組立、梱包などの作業で得意な才能を発揮しており、新規受注先を求めています。
　堺市中区東山にグループの拠点を置かれています。平成28年に創業。堺市内を中心に訪問看護ステーションで7カ所、グループホームで7カ所を運営しています。このほか、堺市中区に就労継続支援B型施設「未来図」を設置されていました。

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