シンセン住宅販売(☎06・6616・8522)は、トレーラーハウス事業に進出、3件の受注に成功した。税金や規制面での利点も多く、事務所、飲食店など多彩な活用が期待、令和6年にはリゾート向けも含め20棟の販売を見込んでいる。
大阪市北区曽根崎新地2丁目に本店を置く。年間新築一戸建て年間30-40棟の販売実績を誇る。建て替えをはじめ個性的住宅づくりで高い評価を得ている。
「住宅事業では建築材料、地価が高騰、影響を受けない何か新しいことをやりたいと思っていました」と、今井孝明社長。そこで始めたのが、土地が要らないトレーラーハウスだ。
「車両扱いで固定資産税がかかりません。建築確認申請も必要ありません。移動でき、自由な場所に設置できます」と。基礎のシャーシーを輸入、滋賀県竜王町の自社トレーラーハウスヤードで製作する。
標準タイプは間口3m×長さ8m、特殊車両では同3m×同11mもある。守口市南寺方のモデルハウスには、3台のトレーラーハウスが設置。また、サウナルームも販売している。
価格は標準タイプの置くだけで500万円から、水回りなどフル装備で800万円から。令和5年発売以来3件の受注に成功。第1号の案件、病院・介護施設の空き地に設置する事務所と接客ルーム用トレーラーハウス2棟が2月にも完成予定。
和歌山では釣り、ダイビングなどリゾート向けのトレーラーハウスも計画、今年5月にも販売したい計画だ。
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