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新規事業として燃料電池発電システムに挑戦。2025年度にも災害向け非常用電源としてサンプル出荷を目指す

神戸市西区の阪神機器

2024年2月29日



神戸市西区の阪神機器(☎ 078・974・0037)は、新規事業として燃料電池発電システムに挑戦。すでに1kWのプロトタイプを開発し、小型化、軽量化に取り組んでおり、2025年度にも災害向け非常用電源としてサンプル出荷を目指している。

神戸市西区伊川谷町に本社工場と中国、そして新たにタイにも進出。創業は1926年。ナット製造からスタート、電気機器、板金塗装、機械加工と総合力を発揮する。

2015年には神戸市の呼びかけに応じ、中小企業向け水素事業クラスター体である「神戸水素クラスター勉強会」に参画。「燃料電池をコアとする発電システムの開発を2017年度から始めました」と取締役・電気機器製造部長の黄勝義さん。神戸水素クラスター勉強会の会長も兼務する。

当初カナダ製の燃料電池(3kW)を使った発電システムの開発に取り組み、19年からは国産燃料電池(1kW)に切り替え、22年度には純水素燃料電池発電システム「Hydro.eLife」のプロトタイプを完成。

データをクラウドサーバーに集約、リモートで発電状況の確認やデータ分析ができ、どこでも発電が可能となるよう可搬式にした。「昨年は国内外の展示会に出品、現在小型化、軽量化などに取り組んでいます」と。

課題も多いが、「地震など自然災害では、水素燃料電池の強みが活かされる」とし、25年度にもサンプル出荷を計画。兵庫県立大学と共同で白金フリー触媒による燃料電池の研究、航空機電気装備品の研究にも着手。大企業に負けない最先端技術への挑戦を続けている。


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