特注の計測システムを受注、日本のモノづくりを支える。

北斗電子工業

2024年4月29日

北斗電子工業（☎０７９７・６２・０１３１）は、大手企業から特注の計測システムを受注、日本のモノづくりを支える。スタッフを大切に健康経営にも取り組む一方、電子、ソフトウエア、機械分野で活躍する人材を募っている。

１９６８年の創業。兵庫県西宮市名塩東久保に本社工場を置く。社員は２０人。磁気、光学、静電容量など多彩な技術を活用、オンリーワンの計測機器を供給する。「大手企業の研究所様からこんなものを測りたい、何とかしてほしいと言った要望にお客様と一緒になって知恵を絞り世に出しています」と、中野学社長。開発、設計、試作、製造までのハード、ソフト、メカ、ワンストップ体制を確立、大手企業から絶大な信用を得ている。

そのベースにあるのが、５５年積み上げた技術の蓄積であり、強いプロフェッショナル集団だ。「人が１番大事な会社で社員が日々ご機嫌に仕事できる環境づくりのためにも健康には気をつかっています」と、モノづくり、人づくり、そして社員の健康づくりにも取り組む。２０２２年、２３年、２４年と３年連続で健康経営優良法人の認可を得る。体操の専門家の協力でお昼休みには、音楽付きのオリジナル体操で健康増進を目指す。

「人材不足が最大の課題です。性別、国籍、年齢の先入観を外し可能性を探します。技術に興味のある人ならぜひ一緒に仕事をしてもらえませんか」と。大阪から４０分程度、シェアハウススタイルの寮も確保し、人材募集に力を入れている。