5月の連休を使ってタイのバンコクに行ってきました。4日に出発したのですが、驚いたことに関西空港がガラガラです。外国人が見当たりません。聞くと、外国人の観光客がいないということです。シャトルも1台に我々夫婦だけ、心細くなってしまいます。当然、航空機もガラガラ、好きなところにお座りください、だって……。
日本橋の電気街でも有馬温泉でも、遠くは石川県の温泉郷でも外国人の姿が見られなくなったという話を聞いていましたが、ここまで極端だと思いませんでした。
バンコクに着くと、今度は、中国人、韓国人の姿がやたらと目立ちます。バンコクに住んでいる友人に聞くと、中国人、韓国人の観光客が目に見えて増えた、恐らく、日本を遠慮した観光客が、観光地としてタイを選んでいるのだろうと言っている。タイに対しても成長のパワーを感じてきましたが、それよりもタイに押し寄せる中国人、韓国人のパワーに圧倒されてしまいました。
福島の原発の影響が、観光客の大移動を発生させている状況に触れて、あらためて原発事故の問題の大きさが見えてきました。このような状況の中で、多くの政治家や知識人が、現政権や現体制の批判ばかりを繰り返している姿は、あまりにも悲しい。一人ひとりが何をするべきか、真剣に「和」を以て、難局に当たるべきではないのだろうか。
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