OYM社長/経営コンサルタント/大山 繁喜さん
─3Sサミットを開催されましたね。
「関西を中心に東京、沖縄、四国で3S活動を指導してきました。熱心な仲間の呼びかけもあり、それぞれのグループで展開してきた活動内容を共有するために開きました」
─中小企業の3S活動の生みの親“師匠”でもあります。
「いやいや、ボクはもともと生産活動、経営革新の指導をしていました。P(生産性)、Q(品質)、C(コスト)、B(納期)とS(安全)、M(やる気)を訴えてきました。そのベースに3Sがあります」
─基本は3Sということ。
「そう。モノづくりは、不良品をなくし、危険をなくし、効率を上げないといけません。これをやるのに3S活動があります。3Sで人の心が変わり、経営改革ができます」
─3Sをやれば業績もアップ?
「そこですよ。工場がキレイになっても会社が儲からないと意味がありません。3S・5S活動を長く続けるルールをつくり、きっちりと守ること。経営革新に結び付けることです」
─円高で中小企業は正念場です。
「どんな時でも、実力のある会社は残ります。今の円高ならリードタイムを35%削減しなければなりませんが、日本のモノづくりはそれができます。3S活動を広めて日本のモノづくりを元気にしたい」
▽住所=京都市南区久世大藪町452 -16
▽ E メール= sss-rrr@gray.plala.or.jp
▽事業内容=Oはお客様に、Yは喜んでいただける、Mはモノづくり支援。3S、生産革新、ISO9001・14000の指導
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞