NHKおはよう関西「元気な中小企業」に生出演中
2012年2月27日午前7時50分放送
今回は尼崎市にあるモノづくり企業を取り上げました。フォークリフト、航空機部品などを生産、高精度の加工技術を誇る会社です。
しかし、この会社、2004年に過剰な設備投資が響いて、一度、事実上の倒産されてしまいました。その会社が、倒産をきっかけに会社が元気になり、大きく成長するようになったのです。
社長さんは、これまでの悪いところを直したらよい会社になるのではないか、明快に答えられます。そう、理屈は簡単です。でも、なかなか会社経営はそんなに簡単に行くものではありません。そこには、全社員の前向きな取り組みが要るのです。
倒産を機に社員は本気になって社内体質の改善に乗り出しました。顧客数を減らすことで、生産効率を高め、収益力の強化を進められました。
また、社員の自主的な努力も始まりました。たばこも吸う時間を決め、喫煙所で吸われます。掃除も外部委託から、今では社員が掃除をします。
倒産後、1年で黒字を達成、新規事業にも乗り出しました。精密加工技術を活かして、ペンたてなども商品化されました。国内だけでなく、海外からも注文がくるようになりました。マスコミでも再三、このペンたてが取り上げられています。
日本航空も同じ。社員が本気なると、会社は甦ります。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞