◎枚岡神社に取材
先日、縁あって東大阪にあります枚岡神社の宮司様にお会い、取材させていただきました。ボクと同じ浪速高校の先輩に当たることもあって、気軽にお話することができました。
枚岡神社は、大阪の人にとってはとても有名な神社です。元春日とも呼ばれ、春日大社のルーツのような存在。ボクも子供の頃、両親に連れられてお参りに行った記憶があります。
◎古事記編纂1300年、遷宮
今年は古事記が編纂されて1300年になること、来年には出雲大社の遷宮と伊勢神宮の遷宮が偶然重なる珍しい年になることを教えていただきました。「昨年の東日本大震災に続く、古事記や遷宮の重なりは日本の転換期を教えているのかもしれません」とおっしゃいました。
確かにその通りです。日本人は、戦後の経済発展と豊かな生活のなかで、日本人の心、大和魂を忘れてしまっていたところがありました。それを震災と偶然の遷宮が思い出させようとしているのです。
◎天照大神のお笑い神事
宮司さんは、枚岡神社にまつわるお笑い神事の話もされました。天照大神が天の岩戸にお隠れになったとき、多くの神々が外で大笑いしたことで外へ出られ、しめ縄を張って二度と中に入れないようにされたという古事です。
これにちなんで、枚岡神社では毎年12月25日のクリスマスの日にお笑い神事を開催されています。「これまでは内輪だけで行っていたのを、全国に広げたらたくさんの人に来ていただけるようになりました」と。今やお笑い神事が、一大イベントになっています。
◎笑いのルーツは咲く
そして、「笑という字は、昔は咲と書いたそうです」と言われます。笑うと、心の花が咲くからでしょうか。神代の時代から、笑の大切さを日本人は教えていたのです。
取材の途中で、「ちょっと笑って下さい」と言われました。突然だったのですが、大先輩の命令です。気合を入れて、「ワッハハ」と笑いました。「違います。ワではなくアです」と早速NG。再度、「アッハッハ」と大声で笑って下さいました。
◎笑ってビジネスの花咲かす
2人でもう一度アッハッハと練習しました。何か気分がスッキリ。元気が出ました。やっぱり笑いが大事です。
中小企業の社長さんでも、いつもニコニコ笑っておられる会社は、経営もしっかりされています。会社が儲かっているから、笑うのではありません。笑っておられるから、会社が元気だとボクは思います。
笑ってビジネスの花を咲かせましょう。花咲社長になりましょう。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞