// 経営者にとっては、厳しい時代では。
「そんなことはありません!今こそ儲かるときですよ。『今まで節約を!』と何度言っても、社員は本気になってくれませんでした。でも、東日本大震災後、 節電への意識は高まっています」
// 確かに。
「こう言う時こそ、節約やムダ、ムリを徹底的に無くすチャンス。2年前からムダを省く活動を展開、例えばトイレのタンクにペットボトルを入れるなどの全社運動で、年間何千万円以上の節約効果が出ています」
// すごい効果ですね。
「1000万円の利益を得ようとすると、1億円以上の売り上げが必要ですよ。水や電気だけでなく、流通、人材など会社の中にはムダがいっぱいあります。ムダを無くして得た利益を新規開拓や新製品開発の費用に使うと、会社の士気もどんどん高まります」
// 経営には何が大切?
「お客様の声をしっかり聞くこと。ニーズは日々変化しています。歩け!町を歩くことです。どう変わっているかを見極めないと。まず右足、次に左足を出して1歩1歩前進。努力を惜しんだらあきません」
// 大阪ちょっと元気ありません。
「これまで恵まれ過ぎて、努力を忘れたからでは。たこ焼きで新しい世界を築いたように、大手が出来ないすき間ビジネスがあります。やわらか頭で発想するとピンチはチャンスに変わります」
▽本社事務所=大阪府堺市西区鳳東町5-506-1
▽電話=072・271・8898
http://www.takomasa.co.jp
▽事業内容=「大阪出るとき連れてって〜」のCMで知られる贈答用冷凍たこ焼の製造販売、たこ焼き割烹たこ昌各店舗の運営。山路会長は節分の日の「のり巻きまるかじり」の発案者としても有名。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞