竹原編集長の明るいコラム

古いものが宝になる! (Free)

2012年10月 6日

◎社会の成熟で変わる価値観

 社会が成熟してくると、価値観も変わってきます。成長期は新しいものが、何でも良いと思え、古いものをどんどん捨てたり、壊したりして新しいものに変えて行きます。
「家を新しく建て替えました」「新しい車に乗り換えました」と、みなさん自慢されます。新しいものは良いものであり、新しさに価値がある。古いものは、アカンという考えです。

◎女性に人気のアンティークショップ

でも、社会が成熟すると、古いものにも価値を感じるようになります。アンティークショップなども、どこかおしゃれな感じがします。
以前なら骨董品店ということで、年配のオヤジがホコリかぶったような古いものを置いているというイメージでした。若い女性も、骨董品店ならなかなか入ってくれませんが、アンティークショップなら気軽に入ってくれそうです。

◎アートなベンチャー

先日、大阪市内にありますベンチャー企業を訪問しました。ビルの2階にあり、オシャレなアートも飾っておられました。
インテリアかなと思っていたら、それは商品でした。こちらの会社では、絵画、古美術、西洋骨董品などを扱っておられるのです。

◎仕入れがポイント

でも、少し違うのはお店を持っておられません。一般のお客様ではない、業者さんに向けて販売されているのです。また、買取業務にも力を入れておられます。
 「街の骨董屋さん、コレクターに直接販売する卸売りのビジネス。仕入れがポイントですね」と若い経営者さんはおっしゃいます。

◎美術工芸品の仲介役

 骨董品業界で15年のキャリアを持ち、3年前に独立。日本画、西洋画からガラス工芸品、陶磁器、彫刻、アンティーク家具など幅広い美術工芸品を取り扱っておられます。
 信用を重視され、「アジアの骨董品は贋作も多いので扱いません」と、きっぱおっしゃいます。信用を大切に、売りたい人、買いたい人の仲介役を果たしておられるのです。

◎ホンマに価値がある?

中でも、骨董品の買取に力を入れておられます。ボクの実家もそうですが、なにやら古い茶碗があったりします。「これは、値打ちのあるものやから、大事にせなあかん」と、オフクロが言っていました。でも、ホンマに価値があるのか、素人には分かりにくいものです。

◎販売方法を提案

そこで、「お声がけをいただくと、目利きして市場価格を提示。お客様の意向に合わせてオークションに出したり、コレクターに直接販売するなど提案します」と、おっしゃいます。新しいものから古いものへ、価値観が変わると、新しいビジネスが生まれます。
皆さんの家や事務所、店舗に眠っている古いものが、ひょっとしたら“お宝”になるかも知れませんよ。


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