◎グローバル化で英語は必須
中小企業のグローバル化が進んでいます。これからは、国内市場だけを見ていては大きな発展は、見込めません。経営者さんがビジネスや将来の発展を考えて、海外に出て行く機会がどんどん増えそうです。
そんな時、ネックになるのが語学です。中でも英語。世界では英語を話せる人が多いですから、英語が少しでも話せたら、グローバル化にも弾みがつきそうです。
◎変わったレッスン法
そんなことを言うボクも、英語が全くダメ。苦手です。海外に出掛けた時でも、仲間が上手に英語で話しかけているのを愛想笑いしながらじっと見ているだけです。
先日、取材しましたベンチャーさんは、そんなボクに明るい希望を与えてくれるビジネスでした。今までの英会話とは、ちょっと違っていました。いやいや、ちょっとではありません。大変違っていました。
◎セルフモデリングとは
この男性ベンチャー、学生時代はロックバンドのメンバーで、将来はプロを目指しておられたそうです。その後、プロの道を断念され、英語の音楽をやっておられたこともあり、通訳の仕事、外資系ベンチャーで働かれました。
そのなかで、独自の英会話レッスン方法を開発されました。この方は、その特色をセルフモデリングと、おっしゃいました。うーん、ちょっと分かりにくいです。英会話の先生ですから、やはり英語で説明されます。
◎ITを積極活用
「一番大事なことは、目的意識をしっかりと持つこと。上手くなりたいな、だけではあきません」と。自分でなりたい目標を持てと言うこと。でもこれは、そんなに特徴的な英会話方法とは思えません。
掘り下げて取材したところ、ITを積極的に活用されていることが分かりました。これまでも、駅前留学などネットで先生と生徒がテレビ画面でレッスンする英会話教室はありました。
◎ネットで発音練習
こちらでは、スカイプを使ってのマンツーマン指導も週一回されますが、注目はエバーノートのフル活用でした。まずは発音が大事と、生徒は発音した録音データをエバーノートにあげておくと、先生が聞いてくれて発音を修正したデータ、音声や動画を提供してくれます。
それぞれ好きな時間に練習してデータをあげておくだけで、適当な時間に発音添削してくれるということ。ネットの活用でいつでもどこでも練習出来る仕組みです。3ヶ月で3ー4分程度の英語を流暢に話せるようになるそうです。忙しい社長さんには、ぴったりなレッスンだと思いました。
中小企業を明るくする!ビジネスサクセスジャーナル 日本一明るい経済新聞