竹原編集長の明るいコラム

大切なのは気づきの教育だ (Free)

2013年2月 2日

◎工業高校の元先生に取材

企業の取材がほとんどですが、このところなぜか、学校関係の取材が続きました。先日は工業高校の元学校関係者に取材させていただきました。
というのも、ボクの知り合いの社長さんから、「ぜひ、この人を取材して下さいよ」と言われたのがきっかけで、お会いさせてもらいました。

◎就職率100%の学校

場所は奈良です。元校長と教員の2人にインタビューさせてもらいました。現在は、学校には体罰やいじめなどの問題が山積。あまり明るい話題はありません。でも、お2人がおられた工業高校には、明るい感動の話がいっぱいありました。
こちらの高校は、就職率がほぼ100%の学校なのです。企業が欲しくなる生徒さんを養成されているのです。挨拶がきっちりできる、がんばる力があるなど。今、会社が欲しい人材をたくさん育てています。

◎人を育てる!教育

でも、ずっと昔からそうだったのか、というと実は全く逆でした。やんちゃな生徒が多く、周辺の評価も「あそこの高校はちょっとね」という最悪の状況だったそうです。
それが、企業が欲しがる人材を育成する良い学校へと大変身されたのです。そのときの校長先生と熱血先生に、良い学校にする話をお聞きしました。
1時間以上にわたってお話をお聞きしましたが、答えは意外に簡単でした。「別に就職率100%を目指していません。試合でも勝つことばかりを目指しているわけではありません。結果として、そうなっているだけです」とおっしゃいます。2人のお話によると、一番の目標は“人を育てる”ことにあったのです。

◎無遅刻、無欠勤、無早退に挑戦

教育の原点は、社会人として、人としてまっとうな人間を育てることにあるのです。そうすると、挨拶ができ、試合にも良い成績を残せるというわけです。試合に勝つために、良い成績を上げるために体罰を与えるのではないということでした。
この学校のエピソードは、後日、ボクの日本一明るい経済新聞で掲載しますので、ご覧下さい。1つだけ、ご紹介しますと、この熱血先生のクラスでは1年間、クラス全員で無遅刻、無欠勤、無早退に挑戦され、達成されました。

◎口で言わない教育

「社会人として立派な人間になりなさい」と、先生が口で言っても生徒は、その気にはなりません。口でいうのではなく、何かを通じて「人に迷惑をかけることは良くないのだ」ということを気づかせることにあるのです。
学校教育だけではありません。社員教育も同じでしょう。「みんな頑張って仕事をしろよ」と、口で言うのは簡単です。が、それでは社員は本気なりません。大切なことは、社員一人ひとりが「そうや、頑張らなアカン」と、気づかせる“気づきの教育”にあると思います。


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