竹原編集長の明るいコラム

3本目の矢は“とんち力”だ! (Free)

2013年5月18日

◎イタリアレストランで食事

先日、イタリア人の経営者さんと食事をしました。もう、10年近く古いお付き合いをさせてもらっています。日本語がペラペラ、いつもすべて日本語でお話をさせてもらっています。
日本人の社長さんと話しているのと、ほとんど同じ。違和感がありません。食事をした場所も、このイタリア人が運営されているイタリアレストランでした。イタリア政府公認のレストランは、関西ではこちらの店だけでした。

◎美味しかった会話

もちろん、料理は最高に美味しかったです。それより、もっと美味しかったのは、イタリア人社長さんとの会話でした。この社長さんは、学生時代に日本に留学され、それからずっと日本に住んでいます。
日本へ来られた時は、馬とフェラーリを持参されたそうです。実家は、イタリアのお金持ちだったようです。なぜ、イタリアへ戻らずに日本に住み着つかれたのか。よく分かりません。

◎“アホ”が大好き

が、話をしているとあまり日本のこと褒めてくれません。 以前もこんなこと言われました。「日本の経営者はアホや。中国に大事な技術をアホみたいに渡してしまって。そのうち全部中国に持っていかれるのに」と。でも、現実にその通りになっています。
この経営者さんは、大阪弁の“アホ”が大好きです。そして、先日のイタリア料理店での会話でも、「アベノミクスに囃されて、中小企業のおっちゃんアホちゃう」と、ちょっと浮かれ始めた中小企業の社長さんに警鐘を鳴らされます。

◎日本人以上に心配

日本のモノづくりを支えてきた職人さんが、高齢化でどんどん居なくなり、日本の技術力が弱まっていることを心配されます。日本のこと、日本人以上に心配されます。
ちょっと重たい会話になったので、気分を変えようと、「難しそうな成長戦略ではなく、一休さんようなとんちの効いた日本再生策が必要と思います」と、投げかけました。そうしたら、「一休さん?とんち?」と、怪訝そうな顔をされます。
“とんち”の意味がお分かりになりませんでした。とんちの意味を説明するのも大変でした。でも、半分程度しか分かっておられないと思います。

◎常識破った発想方法

そうか!気づきました。日本には世界にない思考方法「とんち」があるのです。安部総理も女性活用、規制緩和などを呼びかけておられますが、成長戦略には、思考方法を変えた「とんちの発想」が必要です。
時には文化の違う外国人と話をするのも大切です。三本目の矢である成長戦略は、“とんち力”でした。常識を破った発想方法で、日本を元気にしましょう。


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