◎こだわりのケーキ職人
取材で時々、こだわりの職人さんに出会うことあります。高精度の金属加工を行うものづくりの職人さん。満足できないなら、絶対売らない陶器職人さん。やかましい客には出て行ってもらう寿司屋の職人さんなどなど。
いろんな職人さんがおられます。先日、取材させていただいたのは、ケーキ職人さんでした。確かにケーキ職人さんも、牛乳やバターは北海道、小麦粉は国産など原料にこだわる方たくさんおられます。
◎中身だけでなく外身も
ところが、先日取材しましたケーキ職人さんは、原料だけでなく、いろんなことに徹底してこだわっておられました。
まずは、お店の外観です。ケーキ屋さんとは思えない店構えです。 大きな写真が一枚飾ってあるだけ。子供がケーキを美味しそうに食べているポーズです。
◎外から見たら美容室
「外から見たら美容室のようでしょう」と店長さん。まさに、美容室のイメージです。
入り口の扉を開けると、ちょっとゴージャスな雰囲気。ホテルの豪華さです。そして、中に入るとカウンターがあり、そこで店長さんが忙しそうに働いておられました。
◎鮮度にこだわる
カウンターの椅子に座りながら、お客様は注文できる仕組みです。カウンターの横には、ショーケースがあり、細かくカットされたフルーツが並んでいました。え!寿司屋さん?と思ってしまいます。
オーナー店長さんに、質問しました。「この雰囲気はケーキ屋というよりお寿司屋さん見たいですね」と。そうしたら、「そうです。寿司屋さんのように鮮度を大事にしたケーキを提供しています」とおっしゃいます。
◎はい、モンブランいっちょう
こんなケーキ屋さんは初めてです。お客様が注文すると、ショーケースからフルーツを出してトッピングしながら目の前でケーキをつくってくれます。作りたて、鮮度抜群です。
「はい、トロいっちょう」の感じで、「はい、モンブランね」と、カウンターの前で握って、いやいやつくってくれるのです。
◎つくりたてケーキ美味しい
「お客さんとおしゃべりしながら、好みのケーキを提供することが、ケーキ職人の責任でもあります」と。ケーキのコンセルジュを目指しているとも、おっしゃっていました。
今では、常連のお客様も増えているそうです。もちろん、作りたてのケーキいただきました。美味しかった!
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