竹原編集長の明るいコラム

見える化戦略で元気づくり(Free)

2013年6月15日

◎会社にポスターがいっぱい

取材に行くと、社長さんにインタビューする前にその会社の雰囲気をつかむことが出来ます。会社の看板、事務所の入り口、社員さんの応対、靴やスリッパがそろっている、掃除が行き届いているなど、その会社が見えてきます。
先日、おじゃましました会社さんも、会社に入るなり元気な雰囲気が伝わってきました。社員さんのキビキビした挨拶もそうですが、エレベーター、廊下、応接室などに、ポスターが掲示されていました。

◎社員向けの啓発

このポスターは、私たちのような部外者に見せるものではなく、社員向けのポスターでした。
「上司・先輩はここに気をつけて!言うことや指示がコロコロ変わる」「新人に対してあなたは指示をはっきりとすること」「あいさつは心のゆとり、心のマナー」
確かに、どこの会社にも何枚かポスターが貼られていますが、こちらはアッチコッチ、目に付くところにたくさん貼られているのです。会社の経営戦略の標語募集のポスターもありますが、大半が総務部さんで作られたものでした。

◎人の大切さを実感

「どうして、こんなにポスター貼られているのですか」お聞きしました。そうしたら、思わぬ言葉が帰ってきました。「実は当社は以前に事実上、倒産しました」と、おっしゃったのです。元気そうな会社に見えるのに、倒産会社とはビックリです。
倒産に至った理由もお聞きしました。が、省略してポスターの話に戻させてもらいました。「倒産で実感したのが、人の大切さでした。会社の再生を進める中で、人づくりに乗り出しました」と。

◎社員の目に付く所に

それが、ポスター掲示となりました。朝礼では、経営計画のスローガンなどをみんなで唱和しますが、それぞれの社員の頭の中までなかなか浸透出来ません。そこで、社員の目に付く所に張り出すことになったのです。
社員の自己啓発、社内スローガン、社員募集の標語などいろいろです。中には、こんなにものもありました。「一人でも悪けりゃ言われるあの会社」など。

◎飲み屋のポスターがヒント

こんな言葉、どうして考えられたのか? 思わぬ答えが。「私たちで考えた言葉もありますが、大半は色んなところで見つけたものです。それを使わせていただいています」と。
そして、「中には飲み屋の壁に貼ってあるものもいただきました」とおっしゃいます。でも、含蓄のある言葉がたくさんありました。口で伝えるのも良いですが、廊下、トイレ、食堂と至るとことに張り出されたポスター。社員はなにげなく見ていますが、知らないうちに頭に入っていくものです。目から入ってくる情報も、大事だと思いました。


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