竹原編集長の明るいコラム

プレゼンより自慢大会が良かった! (Free)

2013年7月28日

◎審査委員を引き受ける

 先日、中小企業経営者さんが集まった勉強会で、審査委員を務めさせてもらいました。講演でお話をすることは多いですが、審査委員はあまりありません。
 今回は「わが社の自慢大会」でした。プレゼン大会は時々ありますが、こんな発表会も、あまりありません。自慢大会に、余計に興味がわき、引き受けさせてもらいました。

◎謙虚も良くない

 日本人は謙虚です。だから、なかなか自慢したがりません。ボクの取材でも、どちらかというと、「うちはたいしたことしておりません。自慢するようなもの何もありません」と経営者さんはおっしゃいます。
でも、これはあまり良くありません。日本人同士ならまだ理解されるかも知れません。が、外国となると、「この会社は、特色は何もないのか」と本気で取られてしまいます。

◎自社の自慢に気づいてない

外国人だけではありません。最近の若い学生さんにも、「魅力のない会社」と思われてしまい、良い人材が集まらないでしょう。
「自慢するものがない」と言われる会社でも、取材していると面白いことやっておられるところたくさんあります。経営者さんが、その自社の自慢に気づいておられないだけです。

◎会社には自慢がいっぱい

そんなこともあって、こちらの自慢大会は、経営者さんが自社の強みを再確認する場としては、大変有意義だったと思います。会社の自慢、商品の自慢、サービスの自慢、人材の自慢など、会社には自慢がいっぱいあるはずです。
自慢大会では9社の会社が「わが社の自慢」を発表しました。元気の良い社員を引き連れ、「うちの自慢はこの若い社員です」とアピールされる経営者さんもおられました。

◎地元の“ゆるキャラ”も

出て来た若手社員さんも、恥ずかしそうにしながら自社の自慢をアピールされていました。こんなところで、流暢にしゃべるのが決して良い訳でもありません。逆に、トツトツとしゃべれるところに参加者の心に訴えるものがあるように思いました。
地元の“ゆるキャラ”を連れて、目を引きつける戦略とった会社もありました。どちらかというと、元気な活動的なところを、自社の自慢にされるところが大半でした。

◎どう、うまく伝えるか

そんななか、最優秀賞に輝いたのは、築140年の家を改造してデイケアサービスをされている経営者さんでした。ゆっくり、落ち着いて、自社の介護サービスの特色、トップの姿勢などを丁寧に説明されました。
参加者の皆さんも、感動されて得点が高かったようです。わが社の自慢も、その内容だけでなく、誰がどううまく伝えるか、皆さんにとっても、良い勉強になったと思います。良かった!


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