竹原編集長の明るいコラム

“エビ鯛営業”は変わらない  (Free)

2013年8月 3日

◎社長さんから営業の極意

 営業はなかなか難しいものです。ボクは編集出身で、独立するまで営業の経験はほとんどありませんでした。どうすれば売れるのか。取材の中で、社長さんから色々な話をお聞きし、参考にさせてもらいました。
ある社長さんからは、「営業なんて1回や2回断られるのは当たり前。それで諦めているようでは、営業はできませんよ」と言われました。この社長さんは50回断られて、やっと話を聞いてもらい、そこから営業できるようなったと、おっしゃいます。

◎新幹線で新顧客開拓

ある若い社長さんは、新幹線に乗ったら必ず隣の方と親しくなることを、自分に課しておられました。「どうするのですか?」とお聞きしたら、面白い答えが返って来ました。
「隣の人の足をわざと踏むんです。そして謝って仲良くなるのです」と。なるほど、そこまでやるのかと、感心してしまいました。
ちょっと話が長くなりましたが、今回のテーマは営業です。売るための努力を皆さん必死になってやっておられます。

◎ドーナツでタイヤ販売

先日の取材では、あるタイヤ販売会社さんが、お菓子で顧客を獲得されていました。お菓子でモノを売るとは、子供だましのように思われますが、これがなかなか効果あるのです。
年3回のタイヤ販売キャンペーンでは、大口の卸し顧客に対して、ドーナツ作戦をとっておられました。経営陣が主力の顧客を回り、「販売キャンペーン中にたくさんタイヤを売って下さい」と協力を要請。
その際に、手土産としてドーナツをお置いて行かれます。なぜ、ドーナツなのか?ドーナツがタイヤのカタチに似ているということもあるからだそうです。ドーナツを見ると、タイヤを思い出し「販売協力せなアカン」となるわけです。

◎神戸有名店のクリスマスケーキ

そして年末には、一般顧客向けのクリスマスセールを行われます。期間中にタイヤを購入すると、神戸で有名なお店のクリスマスケーキの引換券を渡されます。
クリスマスイブに引換券を持って行くと、クリスマスケーキが貰えます。お店に寄ることで、また何か商品をついで買いしてもらえるのです。

◎モノをもらうのは嬉しい

モノをプレゼントされるのは、お金持ちでも嬉しいものです。ついつい、何か協力してあげないといけないと、思ってしまいます。
生命保険のあめ玉1つ、タクシーでのテッシュ、1000円カットのクシ、焼肉店のガム、新聞屋さんのゴミ袋、何でもいただくことは嬉しいものです。
エビで鯛を釣る。営業の基本は、時代が変わっても、同じということです。プレゼント攻勢も良いかも知れません。


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