竹原編集長の明るいコラム

黙って座ればピタリと当たる (Free)

2013年8月12日

◎空前の健康ブーム

 テレビを見ても、新聞を読んでいても、健康関連の記事や広告情報が溢れています。これを、全部取り入れたら、多分一ヵ月で入院する事態になってしまうでしょう。もう、ここまで来ると笑えません。
 ボクの取材でも、健康関連の話しが多いです。利益率の高い、儲かるビジネスですからね。折角お話をいただいたわけですから、否定はしません。が、記事の扱いはできるだけ地味にしています。

◎日本人と西洋人は違う

 先日は、健康コンサルタントさんに取材しました。以前はフランス料理の料理人で、フランスにも修業に行かれていた方です。
でも、フランス料理が本当に日本人のカラダに良いか、疑問を持たれました。料理人を卒業され、食事を指導する健康コンサルタントになられたそうです。「日本人のカラダと西洋人のカラダは違います。同じものを食べるのは良いとは思えません」と。

◎知ってます水野南北?

確かにそうです。腸の長さなども全く違いますからね。「身土不二の考え方です。住んでいる所で採れた食物を食べるのが最も適しています」とおっしゃいます。日本人は、やはり日本食ということです。
でも、日本食と言っても今の懐石や京料理ではありません。穀物と野菜の素朴な食材です。そのコンサルタントさんが、ボクに「水野南北さんご存知ですか?」と質問されました。

◎観相学の権威

残念ながら、ボクは知りませんでした。「誰ですのん?」と聞き返しました。江戸時代の大阪阿波座の人でした。若い頃牢屋で、人相と人の運命に相関関係のあることを悟り、観相学に興味をもたれます。
有名なのが、髪結い床で3年、湯屋の三助3年、火葬場で3年間働いて、観相の研究をされます。その観相学は非常に良く当たり、「黙って座ればピタリと当たる」と言われたのが、この水野南北だったそうです。

◎金持ちベンチャーが病気

その水野南北の言葉に、「食は運命を左右する」というのがあります。「人は食事によって運命も変わってしまうのです」とおっしゃいます。「贅沢な美味しいものばかり食べていたら運命変わります」とおっしゃいます。
そういえば、以前知り合ったベンチャーさん。会社を数十億円で売却して、大金持ちになられ、最後は病気になられました。その後、500円のネクタイで人生を楽しんでおられます。

◎聞き流しの健康食品

日本人は、穀物と野菜を食べるのが一番良いそうです。それと、感謝の気持ち、“もったいない”の気持ちを持って食事をすることだそうです。
健康ブームも、ここまでしっかりと掘り下げて考えるべきです。「今ならもう1箱ついてきます」の健康食品は聞き流しておきましょう。


▶▶▶▶▶▶【YouTube】4/10^UP


▶魅力と驚きが詰まった作品展


三田理化工業社長 千種 純さん

応援・協力

明るい認証制度「AKS0041」

日本一明るい経済新聞は、明るいシステム倶楽部の協力を得て、職場を明るくする認証制度をスタートしました。

(続きを読む)...

本誌をバックアップ!! 財界アドバイザー

「日本一明るい経済新聞」は、各種財界人からのバックアップを受けております。

(続きを読む)...

KANSAI仕事づくりの会

KANSAI仕事づくりの会は、「αゲル」「曲面印刷」を開発した、アース研究会会長である中西幹育氏を囲み...

(続きを読む)...

twitter 日本一明るい経済新聞 編集長 竹原信夫

Warning [PHP]: opendir(/virtual/119.245.206.194/home/system/modules/blog/images/caticon): failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113