竹原編集長の明るいコラム

成り行きも良し、チャンスに乗ろう! (Free)

2013年10月12日

◎どっちが良い?

経営者さんには、緻密に計画を立てて実行されるタイプと、あまり計画を立てずにその時の流れに任せて、一気に実行に移されるタイプがあります。どちらのタイプの経営者さんが、成功するか。これがなかなか難しいのです。
一見すると、緻密な経営者さんが良さそうに見えますが、そうとばかりは言い切れません。緻密な計画から、逆にリスクを嫌われて、思い切った手が打てないこともあります。

◎脱サラで看板屋

計画を立てない経営者は、あるときは無謀に見えるかもしれませんが、実行力があり、チャレンジ精神旺盛ともいえます。先日、お会いした看板屋さんは、どっちかというと、後者のあまり計画を立てられない経営者さんでした。
街の看板屋さんですが、もともとはサラリーマンをされていました。しかし、サラリーマンの生活が嫌だったそうで、会社を辞められ1人で看板屋を始めたそうです。

◎立体看板の注文

別に看板屋を絶対したいという強い意識も無かったそうです。「あまり詰めて働くのは好きではありません。だから、独立後は月の半分しか働かずに1人でほそぼそとやっていました」と、社長さんは振り返ります。
そんな生活をエンジョイしているときに、あるお客様から「立体の看板をつくってもらえないか」という注文を受けたそうです。最初は、そんな立体の看板はやったこともなく、「ようやりません」と断っておられたそうです。

◎大評判で立体看板専業に

でも、お客様が執拗に迫ってこられ、嫌々ながらやることに。材料屋さんに、立体物をつくるにはどうしたら良いか、1つひとつ聞きながら始められました。あるお店の龍の立体看板でしたが、大評判となり、そこから立体看板を始められました。
今ではいろんな動物やゆるキャラ、ケーキなどお客様から立体看板の注文が相次いでいるそうです。普通の看板は完全にやめられ、立体看板だけの仕事を受けられます。

◎人に言われてやっただけ

年間50体以上の立体看板を制作されています。街の看板屋さんは、不況のなかで値下げ競争が相次ぎ、経営は大変厳しい状況にあります。でも、こちらは、立体看板に絞り込んだことで、安定した需要をとることに成功されました。
社長さんは、おっしゃいます。「自分で立体看板をと思って始めたわけではありません。人に言われたからやっただけです」と。そして自分の人生は「成り行き任せですわ」と笑われます。



でも、こういったワンチャンスをうまく活かして、ビジネスに成功されている経営者さんも結構おられるのです。時代はすごく変化しています。あまり、考えすぎずに、その時のチャンスにうまく乗っかかることも大事だと思います。


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